VPS技術
NTT/VERIO社のVPSシステムを利用
SPEEDEXの VPS（仮想専用サーバー）は米国NTT/VERIO社のVPSシステム上で作動しています。
NTT/VERIO社は10年以上前からVPSに取り組んでおり、VPSのパイオニアであり、リーダーです。
この VPS システムが安価にもかかわらず高性能の安定度の高いサービスのキーテクノロジーです。
VPS は Virtual Private Server の略語で、一台の物理的サーバーを、複数のユーザーが、あたかもそれぞれが物理的サーバーを所有しているかのように利用できるシステムを意味します。
VPSの定義
インターネット上の百科事典 Wikipedia では 2010年9月2日現在、バーチャル・プライベート・サーバとして以下のように記述されています。
VPSとは、個々のユーザーに仮想機械内において管理者権限 (root) を付与し、共用サーバーにおいて専用サーバーのような環境を実装するものである。これによって管理者権限を必要とするソフトウェアのインストール等が可能になる。
また、サーバーのリソースを個々のユーザーに配分し、1ユーザーが使用できるサーバーのリソースの上限を設定する事が一般的である。
VDS:Virtual Dedicated Server（バーチャル・デディケーティッド・サーバ）という語があるが、これもVPSとほぼ同義である。国内ではVPSの呼称が一般に使用されているが、英語圏では「専用サーバー」は"Dedicated Server"と記載するため、海外ではこの名称も一般的に使用されている。
VPSを起動させるOSとしては Linux が多用されており、XenもしくはKVMを使ったものが主流となっている。その他にもOpenVZベースのSWsoft社のVirtuozzoが使われている。 海外では、NTTコミュニケーションズの子会社であるVERIO（NTT/VERIOブランド）のVPSサービスが有名である。FreeBSDベースであるが、FreeBSDのjail機構にはリソース管理機能が無いために、それを独自に追加して使っている[1]。 VERIOのVPSサービスも今までのFreeBSDに加えてLinuxがサポートされている。その他、SolarisVPSも存在している。
VPSのメリット
独自プログラムやサービスを付加できる
VPS上では、各管理ユーザー、すなわち Virtual ユーザーが root 権限を持っているため、shell、Apache、Sendmail等の主要サーバープログラムが、各Virtualユーザー独自の条件下で作動しています。
そのためSPEEDEXのVPS（FreeBSD、Linux）上での管理ユーザーは、サーバーのリブートはもちろんのこと、独自のサーバープログラムを任意にインストール・設定することが可能※になっています。
※カーネルの変更を伴う場合を除く
VPS上では、SPEEDEXの提供するApacheやSendmail 等の標準サービス以外にも、様々な独自サービスを提供することが可能です。実際に、多くの方がそうした利用を行っています。
FreeBSD、Linux どちらのOSも選択可能ですから、UNIX対応のほとんどの独自サービスが提供可能です。
また、SPEEDEXの VPSには、VPS独自の簡単なプログラムインストールの仕組みvinstall や、VPS独自の使いやすいvコマンド、webベースのコントロールパネルも用意されています。
物理的なサーバー管理が不要
VPS上では、各管理ユーザー、すなわち Virtual ユーザーが root 権限を持っているため、shell、Apache、Sendmail等の主要サーバープログラムが、各Virtualユーザー独自の条件下で作動しています。
そのためSPEEDEXのVPS（FreeBSD、Linux）上での管理ユーザーは、サーバーのリブートはもちろんのこと、独自のサーバープログラムを任意にインストール・設定することが可能※になっています。
※カーネルの変更を伴う場合を除く
VPSは物理的一台のサーバーに近い能力を安価に使えるというだけではありません。
物理的サーバーの管理など、OSレベル等のファンダメンタルのサーバー管理から開放されるというメリットもあります。
そうした部分は全てSPEEDEXにまかせ、サーバー管理者はアプリケーションレベル以降より現実レベルに近い部分の管理に集中できます。
より現実社会に近い部分に人的資源を集中いただけるシステムが VPSだともいえます。
