複数ドメイン（マルチドメイン）
SPEEDEXのVPS（仮想専用サーバー）では、複数ドメイン（マルチドメイン）の運用が可能です。
各ドメインはそれぞれ独立して運用でき、原理的にはドメイン数の制限はありません。実際はパフォーマンス面から複数ドメイン（マルチドメイン）の利用実態にあわせVPS（仮想 専用サーバー）サーバータイプを選択ください。
複数ドメイン（マルチドメイン）と セキュリティ
VPSでは、複数ドメイン（マルチドメイン）の各ドメインごとに個別の【ドメイン管理ユーザー】が設定されます。これにより各ドメイン間の隔壁は一層強固になります。
ドメイン管理ユーザーを設定しなくても、FTPユーザーのホームディレクトリーを設定することで Webコンテンツのセキュリティーを確保することはできますが、その場合、同一サーバー上のあるドメインに置かれたcgiスクリプトが、同一サーバー上の別のドメインのデータに影響を及ぼすことは避けられません。
しかし、ドメイン毎に個別のドメイン管理ユーザーが設定されている場合、cgiスクリプトはApache web serverの【suEXEC】という機能によって、各ドメイン管理ユーザー権限で実行されます。
そのため、他のユーザー権限下にある別のドメインのデータに影響を及ぼすことはできません。
この仕組みは、SPEEDEXのVPSに優れた特典をもたらすものです。
複数ドメイン（マルチドメイン）利用でドメインあたりコストを低減
最高級の環境のサーバーだけでなく、複数ドメイン（マルチドメイン）利用によって、ドメイン単位でサーバーを分割して顧客に提供できるため、各ドメインを、競合相手と比較しても負けない、充分競争可能な価格で貸し出すことができます。
廉価版ウェブサービスをする企業はたくさんあります。しかし大抵の場合、低速の通信環境で一定のデータ送信量を越えれば追加費用を要求されます。
一方、SPEEDEXのVPSを複数ドメイン（マルチドメイン）に分割すれば、低価格での利用形態を顧客に提供できます。
しかも、データ送信量に制限はありません。（サーバー／Ｈを除く）
また、どんな競合相手と比較しても負けないほどの、快適な高速通信環境のサーバーを提供できるのです。
