プログラムのインストール
SPEEDEX VPS(仮想専用サーバー)の大きなメリットのひとつに、カーネルの変更がない限り、自由にプログラムをインストールできることがあげられます。
FreeBSD, Linux 等、ご利用サーバーに応じたコンパイル、インストールが可能です。
ニーズに応じたインストール方法
プログラムによっては、他のプログラムとの連動を前提にしているものがあったり、細かな条件設定が必要であったりと、一筋縄ではいかないものも少なくありません。
SPEEDEX VPS なら、以下の 3 段階のインストールシステムが利用できますので、ほとんどのインストールでそうした心配が無用です。
- SPEEDEX VPS(仮想専用サーバー)独自の vinstall コマンドの利用
- FreeBSD Portsコレクションの利用あるいは、RPM(Redhat Package Manager)の利用
- Unix 標準のmake, make installの利用
vinstall
php, MySQL, Urchin5といったweb標準に近いプログラムのインストールに関しては、vinstallコマンドが利用できます。
各プログラムごとのvinstallコマンドの利用方法、インストール後の設定方法については、SPEEDEXのサポートページで詳しく解説しています。
サポートページの手順通りに作業を行っていただければ、初めてsshを使うサーバー管理者でも、問題なくインストールセットアップできます。
>>SPPEDXサポートページ
>>vinstall 可能なプログラムリスト
Ports コレクションとRPM
vinstallができないプログラムや vinstallとは異なるバージョンのプログラムをインストールする場合は、FreeBSD Ports コレクション(FreeBSD OSサーバーの場合)、RPM(Redhat Package Manager:Linuxサーバーの場合)、あるいは yum の利用を検討ください。
これらのライブラリーにはフリーのUnix標準プログラムのほとんどが含まれています。
そして、各プログラムの異なるバージョンのソースデータも、これらのライブラリーには含まれています。
SPEEDEX のVPSは FreeBSD・Linuxいずれの場合も、対応するインストールライブラリーに簡単にアクセスできます。
そしてこれらのライブラリーのプログラムはご利用サーバーの条件に合わせた形で用意されています。
また、利用方法も標準化されていますので、どれかのプログラムを一度でもインストールした経験があれば、他のプログラムも簡単にインストールできます。
ソースからのインストール
vinstallにも、Ports コレクション・RPM・yum にも登録されていないプログラムは、Unix標準のmake,make installで行う必要があります。
しかし、そうしたプログラムは数的に非常に限られたもので、商用であったり、詳しいインストール手順解説があるのが一般的です。また、SPEEDEXの VPS はFreeBSD・Linux いずれの場合も、それぞれのOSのごく標準的なディレクトリー構造となっていますので、ほとんどそうした解説通りの手順でインストールが可能です。