MIME Type

本ページは 2008-04-01 更新されました

MIME Type は、インターネット上でファイルをクラス分けする標準的な方法です。
Web サーバーやブラウザの様なインターネットプログラムは、全て MIME Type リストを持っています。
そのためOS に関係なく、同じタイプのファイルは同じ方法で取り扱うことができます。

MIME Type の追加

/www/conf/mime.types ファイルが vps サーバー上の Apache Web サーバー のデフォルトの MIME type 設定ファイルです。
このファイルには標準的な MIME type 定義が記載されています。

注意:以下のリンクが設定されているためこのサポートページでは /www/conf/mime.types と記述します。
FreeBSD では /www/conf/mime.types -> /usr/local/apache2/conf/mime.types
Linux では /www/conf/mime.types -> /etc/mime.types

MIME type は、Web サーバーの設定ファイル (/www/conf/httpd.conf) でも設定できます。

注意:以下のリンクが設定されているためこのサポートページでは /www/conf/httpd.conf と記述します。
FreeBSD では /www/conf/httpd.conf -> /usr/local/apache2/conf/httpd.conf
Linux では /www/conf/httpd.conf -> /etc/httpd/conf/httpd.conf

そして、新しい MIME type の追加は、/www/conf/mime.types ファイルを変更するよりも、AddType ディレクティブで、Web サーバーの設定ファイル (/www/conf/httpd.conf) に行うことが推奨されています。

AddType ディレクティブは、与えられたファイルの拡張子を、特定の content type と関係付けます。

AddType MIME-TYPE FILE-EXTENSION [FILE-EXTENSION] ...

MIME-TYPE は FILE-EXTENSION の拡張子を持つファイルが使う MIME type です。この新しく追加されたマッピングは、それまでどのようなマッピングが存在したとしても、それを上書きします。

MIME type は二つの要素で構成され、その要素はスラッシュ (/) で区切られます。
例えば、Macromedia Flash ファイルの第一要素は application で、第二要素（サブタイプ）は x-shockwave-flash です。
その結果、完結した MIME type は application/x-shockwave-flash となります。
以下は、Macromedia Flash 用の AddType ディレクティブの完璧な形式です。

AddType application/x-shockwave-flash .swf .cab

AddType ディレクティブを Web サーバー設定ファイルに追加する場合は、Virtual サーバーに SSH でログインし、su で root になり、 pico や vi を使って直接編集してください。

事例

色々な場合に MIME type 定義が必要になりますが、以下は典型的なケースです。

WAP - 携帯通信プロトコル
Macromedia Flash
Real Media

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