複数の異なるドメイン(マルチドメイン)を運用できます
プライベートクラウドサーバーでは複数の異なるドメインをそれぞれ独立して運用できます。
サーバーにいくつのドメインを置くかについて制限はありませんし、一定数以上のドメイン数の利用を禁止することもありません。
しかし、実際にいくつのドメインを設置するかは、ドメインごとの稼働状況やサーバーのパフォーマンス、サーバーのスペックを勘案してお決めください。
過大なドメイン数は、サーバーのパフォーマンスを低下させます。
非常にアクセス数が多い場合や、cgiやデータベースが多用されている場合、メールリングリストを運用している場合などには、ごく少数のドメインでもパフォーマンスが低下する可能性はありえます。
逆にアクセスが少ないドメインであれば、多数のドメインを置いてもパフォーマンスが快適ということもありえます。
それぞれのオリジナルドメインのユーザーは、一般的なサーバーで利用可能な全てのサービスをご利用いただけます。
ドメイン新規取得・移管代行
SPEEDEXを運営している株式会社サイバービジョンホスティングは、属性型・地域型JPドメイン及び汎用JPドメインの指定事業者です。
co.jp,or.jp, gr.jp, .jp等の全てのJPドメインとcom,org, net, info, biz等のトップドメイン双方の新規取得および移動の登録代行をサポートします。
SPEEDEXにドメイン名の登録を委託いただいた場合、汎用JPドメインとcom, org,net, info, biz等のトップドメインの新規取得は、最短で正式オーダーから24時間以内に可能です。
取得済みドメイン名の移動登録につきましても、制度上可能な最短時間での行えます。
なお、ドメインの登録代行は必ずしもSPEEDEXに委託いただく必要はありません。
SPEEDEXパートナー自身でご登録いただいても、第三者に登録を委託いただいてもかまいません。
SPEEDEXが登録代行を行っているドメイン(JPドメイン・トップドメイン)以外の、to,ac, tv等の、全ての有効なドメインもSPEEDEXサーバー上でご利用いただけます。こうしたドメインをご利用の場合は、レジストラーの登録はSPEEDEXパートナー側で行っていただきます。(その際、SPEEDEXのDNSをレジストラーに登録いただきます。)
あるドメイン名が取得可能かを確認するためには「whois」というコマンドが利用できます。
www2.bbb.net、member.bbb.ne.jp のようなホスト名をドメインと同一のIPで使うことをSPEEDEXでは「C NAME」と呼んでいますが、このC NAMEの利用、数にも制限はありません。
複数ドメイン利用の安全性
各ドメインの管理ユーザーは、他のユーザーはアクセスできない、自分専用のディスク領域を所有できます。従って、1台のサーバーに複数のドメインが設置されていても、各ドメインは安全にサーバーを利用できます。
また、1台のサーバーに複数のドメインが設置されていても、各ドメインのコンテンツやスクリプトはドメインの管理ユーザーの領域に置かれるため、それぞれ安全にサーバーを利用できます。
また cgi等のプロセスが各ドメインの管理ユーザー権限で実行されるため、もし仮に他の管理ユーザー領域のデータを書き換えるような問題のあるスクリプトが実行されても、実際にデータが書き換えられてしまうようなことはありません。
各ドメインのスクリプトが影響を与えられるのは、自分が管理できるユーザーの権限ディレクトリーのみとなります。
従って分割再販する場合でも、各ドメインの管理ユーザーに自由にカスタムcgiを利用させることができます。
複数の独自証明書の利用が可能
プライベートクラウドサーバーはSNI(Server Name Indication)に対応しており、1台のサーバーに複数の独自証明書を設置できます。この際、IPアドレスの追加は必要ありません。
また、独自証明書を置かない場合にも共用SSLが利用できる、通信の安全性に配慮したサーバーです。