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mail ユーザー名と mail address の関係

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v2 の技術サポートです。
2009年6月現在、新規オーダーを受けしておりますが、 VPS v3 の採用をお勧めします。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
SPEEDEX VPS v1 サーバーご利用の場合は v1 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

デフォルトの状態

VPS v2 上には複数のドメインがあるのが一般的です。仮に mail ユーザー名、taro と hanako、ドメイン名、aaa.com と bbb.com が VPS v2 上に設定されていたとしますと、デフォルトでは、mail ユーザー taro は、taro@aaa.com も taro@bbb.com も利用可能です。hanako@aaa.com と hanako@bbb.com に付いても同様です。 taro@aaa.com に到着したメールも taro@bbb.com に到着したメールも taro ユーザーのメールとして認識され、taro ユーザーのメールボックス (/var/mail/taro) に保存されます。

メールアドレスとユーザー名を関係付ける

VPS v2 上の複数のドメイン間で、mail ユーザー名が重複しない場合は、デフォルトの状態で問題ありませんが、info@aaa.com、info@bbb.com のように、複数のドメイン間で @ マークの前に同一の文字列を使いたい場合は、デフォルトの状態では利用不可能です。info@aaa.com に到着したメールも info@bbb.com に到着したメールも info ユーザーのメールとして認識され、info ユーザーのメールボックス (/var/mail/info) に保存されてしまいます。
この問題を解決するのがバーチャルマップ(Virtmaps) です。詳細は、virtusertable - イーメールのドメイン名対応設定 で説明していますが、バーチャルマップ(Virtmaps) を使えば、メールアドレスとユーザー名を関係付けることができます。


info@aaa.com -> infoa

info@bbb.com -> infob

バーチャルマップ(Virtmaps) で上記のように設定すると、info@aaa.com は infoa ユーザーのメールとして認識され、infoa ユーザーのメールボックス (/var/mail/infoa) に保存されます。また、info@bbb.com は infob ユーザーのメールとして認識され、infob ユーザーのメールボックス (/var/mail/infob) に保存されます。
クライアントマシーン上のメールクライアントの設定では、メールアドレスを、info@aaa.com、ユーザー名（アカウント名）を infoa と設定します。
実際の、バーチャルマップ(Virtmaps) 設定は、iManager で設定することも virtusertable を編集し設定することもできます。

SPEEDEX サポートポリシー