SPAM (UCE) 防止

一般に Spam と呼ばれている、受け取りの同意がない広告メール UCE は、インターネットを利用する企業、個人にとって困った問題です。しかも Spam は増加しています。正規のメーリングリストはビジネスにとって有効ですが、違法すれすれのメールや怪しげな商品の広告メールが非常に多く送られています。

UCE の法的な定義は国によって異なりますが、spam.abuse.net が What Is Spam? ページで、UCE の基本的な定義を提供しています。以下はその抄訳です。

“UCE は、同じ内容がコピーされた大量の宣伝メールであり、受け取りたくない人々に無断で送りつけられていてインターネットを氾濫させています。ほとんどのスパムは、しばしばいい加減な製品、一獲千金的なスキームあるいは違法なサービスのための商用広告です。スパムは送るためには費用はほとんどをかかりません。ほとんどのコストは、送信者によってではなく受取人あるいは回線会社によって払われます。”

加えて、Spam は Virtual サーバーのパフォーマンスを低下させます。SPEEDEX サーバー上では、申込時に同意いただいている 「利用規約」第７条（禁止事項）において、明確に Spam の送信を禁止しております。そして、Spam かどうかの判断は、「スパムメールに該当すると当社が判断するメールを発信すること。」の記載の通り、弊社が行います。送ったメールが Spam でないと主張される場合は、受信者の受け取り同意書等の提出が必要となります。「未承認広告」を記載したメールの送信が、日本国の法律では合法ですが、SPEEDEX サーバー上からは発送できません。

以下は「利用規約」の抜粋です


第７条（禁止事項）  

 1.  「SPEEDEXサーバー利用」に当たり、次の行為を禁止します。 

・アダルト情報の提供。

・他人の著作物及びプログラムをその著作者に許可なく無断で転用すること。

・虚偽の情報を提供する等して第三者に不利益をもたらすこと。

・誹謗、中傷等公序良俗に反する情報を流すこと。

・スパムメールに該当すると当社が判断するメールを発信すること。

・その他、法律に反すると判断される行為をすること。

 

 2.  「SPEEDEXメンバー」は、当社より借り受けた「SPEEDEXサーバー」

の全体に亘って前項を遵守しなければならないものとします。

すなわち、再販売先のホームページ開設者に対しても、前項を遵守させる義務を負います。

 3.  第一項に抵触すると判断された時、当社は「SPEEDEXメンバー」

及び「SPEEDEXメンバー」再販売先のホームページ開設者に通知することなく、

掲載された情報を削除することができるものとします。

また必要に応じ、利用を停止することができるものとします。

SPAM Relay の防止

SPAM 防止対策が ISP に普及してきているため、spammer は関係ない第三者の SMTP サーバーを Spam 送信に利用しようとします。Virtual サーバーは初期設定ではこうしたリレー (Relay) を拒否します。Virtual サーバーが採用している SMTP 認証では、メール権限を登録されたユーザー以外、Virtual サーバーからのメール送信ができません。NMS Formmail を使えば、フォームメールが Spam 送信に使われることもありません。

Spam を拒否する

注意: Spam を拒否する方法は正規のメールもブロックしてしまう可能性があります。また、ここで紹介している方法は有効ではありますが、完璧さを保証することはできません。

Virtual サーバー上のメールアカウントに到着する Spam を拒否する以下の様な方法があります。

access ファイル
M4 macros
Procmail E-Mail のフィルタリングとソートを行うユーティリティー
SpamAssassin E-Mail の spam 判定と判定後の処理を行うユーティリティー
Wpoison E-Mail アドレス収集ロボット対策

参考情報

スパムとスパム対策リソースについての詳細情報関しては、下記を参照してください。

CAUCE 同意のない広告メールに反対する連合 - Coalition Against Unsolicited Commercial E-Mail
SpamCop
SpamWhack
UXN Spam Combat
The SPAM-L FAQ
Responsible Anti-Spam Sites

SPEEDEX サポートポリシー