M4 Macro を使った Sendmail の設定本ページは 2007-07-12 更新されました sendmail 設定ファイルは特有の記述を使っているため、より簡単に sendmail を設定できるように M4 Macro が開発されました。sendmail が使っている複雑なコマンドを覚えることに比べれば、Macro は単純です。
数例の事例設定ファイルと共に M4 macro は Virtual サーバー v3 にインストール済みです。初期設定で使われているデフォルトの sendmail.cf は /etc/mail/freebsd.mc ファイルによって作成されていますので、独自の sendmail 設定を行う場合は、この /etc/mail/freebsd.mc ファイルをテンプレートファイルとして参照してください。macro 自体は /usr/share/sendmail/ ディレクトリにあります。 M4 macro を使うM4 macro を使うためには、先ず最初に、sendmail に設定したい機能とオプションを指定したマスター設定ファイル (.mc) を作成します。作成した .mc ファイルは /etc/mail ディレクトリに置きます。
現在の sendmail.cf が置き換えられる前に、バックアップを作成し、いつでも原状に戻れるようにしておきます。root で shell 上で以下のコマンドを実行します。 # cp sendmail.cf sendmail.cf.bak .mc ファイルから sendmail が利用する .cf ファイルを生成するために以下のコマンドを実行します。 # /usr/bin/m4 -D_CF_DIR_=/usr/share/sendmail/cf/ /usr/share/sendmail/cf/m4/cf.m4 \ host_name.mc > host_name.cf 次に、作成された host_name.cf ファイルを sendmail.cf とします。 # cp /etc/mail/host_name.cf /etc/mail/sendmail.cf sendmail 設定を変更した場合は常に、新しい設定を sendmail デーモンに反映させるために、sendmail を再起動してください。 # cd /etc/mail# make restart 代案M4 macro を使っての sendmail.cf の生成には様々な理由があるでしょうが、 sendmail に直接フィルタを設定する代わりに以下の手段によるフィルタ設定も検討してみてください。 参考資料
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