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FTP クライアントの設定
FTP クライアントを使って S.Panel サーバーとの間でファイルを転送するのは非常に簡単です。以下で FTP を使ったファイル転送に付いて知っておいていただきたいことを紹介します。
FTP を使ったファイル転送のためには、ローカルマシーンに FTP クライアントがインストールされていなければなりません。以下が代表的な FTP クライアントです。
- WS_FTP
- FFFTP
- SecureFX
- Fetch
- コマンドラインで FTP を使う
Windows
Mac O/S
Other
注意: S.Panel サーバーでは、セキュリティー上の理由から、暗号化されたファイルの転送が可能な FTP クライアントの利用を強くお勧めいたします。暗号化されたファイルの転送には SFTP、SCP、FTPS等があります。
FTP クライアントを起動し、S.Panel サーバーに設定された FTP 権限のあるユーザー名とそのパスワードでログインします。anonymous ログイン名では pub ディレクトリー以外にはアクセスできません。root ユーザーには FTP 権限はありませんが、SFTP・SCP、ではファイル転送が可能です。
ログインは、ユーザーのホームディレクトリー (/home/user-name) に対して行われます。このユーザーが Shell 権限も持っていた場合、SSH でログインするディレクトリーもこのディレクトリーになります。
FTP クライアントとサーバーの接続モードに「アクティブ」と「パッシブ」があります。S.Panel サーバーとの接続では「パッシブ」をご利用ください。
FTP クライアントではファイル転送のモードを選択することができます。モードは ASCII か BINARY のどちらかです。テキストファイルの転送には ASCII モードを使い、画像等のバイナリーファイルの場合は BINARY を使います。ほとんどの FTP クライアントには Automatic モードオプションがあります。これを使うと FTP クライアントがファイルタイプを判定し、ファイルタイプに合わせたモードで転送を行います。
注意: cgi スクリプトは必ず ASCII モードで転送してください。