分かり易く伝えてクライアントとの溝を埋める具体的な工夫
一般にクライアントからの受注があり、クライアントの望みどおりのWebサイトをWeb制作会社が作り上げるまでにはいくつものプロセスを踏まなければならない。
- ヒアリング
- プランニング
- 企画書作成
- 見積もり
- プロトタイプ構築
- 打ち合わせ等々
ヒアリングを行うところまではほぼ全ての制作会社に共通するが、その後の提案方法は様々である。
とりわけ【企画書の作成】や【プロトタイプ構築】は肝であり、クライアントの意思を十分に汲み取れないままにコーディングやサイト構成を含めたプロトタイプ構築を行った場合、クライアントからの要望により大幅な変更を強いられることも少なくない。
スタジオインデックス様は、多くの制作会社の頭を悩ませる【クライアントの意思を十分に汲み取る方法】という大きなテーマに対して、幾多の失敗から工夫を重ね、独自の提案方法でクライアントとの認識のズレを解消し成功している。
その具体的な提案方法について伺った。
<分かり易く伝えて溝を埋めることを追求して辿り着いた【画面遷移】とは?>
--【分かりやすく伝えて溝を埋める工夫】とは、どういったものなのでしょうか。
本運用を想定したデザインと構成をして、そこに注釈を入れてお客様との溝を埋めていくものです。こちらで気付かなかった部分をお客様に具体的にアドバイスをいただくという意味でも非常に役に立っております。」
--【画面遷移】とは具体的にどのようなものですか?
このボタンを押すとどのページに飛び、どのような展開があるのかなどを具体的にイメージしていただけるようになっています。」
▲クライアントに分かり易く説明して溝を埋めるための工夫:画面遷移サンプル
http://www.k-raiki.co.jp/
▲クライアントに分かり易く説明して溝を埋めるための工夫:画面遷移サンプル
http://www.k-raiki.co.jp/
▲クライアントに分かり易く説明して溝を埋めるための工夫:画面遷移サンプル
http://www.k-raiki.co.jp/
<【画面遷移】を利用する以前と現在の違いとは?>
--【画面遷移】を利用して提案するようになった理由を教えてください。
しかし、クライアントとの溝を埋めないままに次のステップに移っていたため、意思の疎通が十分ではなく、作りこんだ後に大幅な変更の要求があるなど、非常に厳しいこともありました。
意思疎通が十分でないために、無駄な作業が増えてしまうという悪循環になっていたのです。」
--ヒアリングからこの【画面遷移】を作るまで、一般にどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
--【画面遷移】を作るまでに随分時間がかかるように感じますが、それでも【画面遷移】使ってご提案することで、大きな業務改善があったと思いますか?
修正を希望する箇所や機能がこの段階でクライアント様からでてくるのも、本運用となった際のサイトのイメージが膨らんでいる証拠だと思います。
実際の制作に入る前に修正箇所の洗い出しができるようになったことで、全てが無になるような仕様変更などがなくなり、大きな業務改善に繋がったと考えております。」
--【画面遷移】という言葉は使っていなくとも、ヒアリングの後にフロー図を使って提案することは珍しくないと思いますが、御社が作る【画面遷移】の特徴があれば教えてください。
クライアントが分からない言葉は使わない、ということですね。
以前に≪コンテンツって何ですか?≫と訊かれたこともありましたので、できるだけ専門用語を使わずに、誰にでも分かるような表記にすることに常に気を配っています。」
▲注釈は誰にでも分かるように、出来るだけ平易な文章で記述:画面遷移サンプル
http://www.k-raiki.co.jp/
--【画面遷移】は、クライアントもある程度技術的なことに詳しく、ITリテラシーが高い場合にはどのように有効なのでしょうか。
実際に画面だけでなく、技術的なバックグラウンドの部分も含めて注釈に記述してご説明いたしますので、クライアントのITリテラシーに依存しないフレームワークであると考えています。」
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