Urchin本ページは 2006-09-20 更新されました
Urchin は開発コンセプトに2バイト文字対応が含まれていることで、日本語ユーザーにとっては最適な Web ログ解析ツールといえるでしょう。しかも、多機能、解析スピードが速い、簡単に利用できるなどの優れた特徴も兼ね備えています。 Urchin は Virtual サーバーに直接インストールする事ができ、HTML 形式のグラフィカルなレポートを作成します。日本語対応、24 ドメインまでのバーチャルサブホスト対応(プラスメインドメイン)、Miva Merchant 等のイーコマースログ対応といった多様な対応が可能です。加えて、Urchin は Virtual サーバーに負荷をかけずに、 IP アドレスをドメイン名に変換するユーティリティを備えています。
インストールSSH でサーバーにログインし、su で root になり、以下コマンドを実行します。 # vinstall urchin 利用方法インストール完了後は、Urchin は 25 までの全てのサブホストのログファイルも含め解析できるようにセットアップされています。Urchin が同じログファイルを 2 度解析しないように、解析済みのログは別名で保存されます。しかし、圧縮や削除は行われません。そうした処理は、Savelogs による Web サーバーログファイルの管理 や vnukelog による Web サーバーログファイルの整理 で行うか、Urchin 設定ファイル 内の LogDestiny で 解析後のログファイル削除 を指定する必要があります。 日本語検索ワードに対応させるためには、Urchin の設定ファイルに日本語検索設定を行う必要があります。 上記を含め、Urchin の設定についての詳細は以下を参照ください。 Urchin の設定 設定完了後、SSH でサーバーにアクセスし、以下のコマンドを実行し、Urchin の最初のレポートを作成してください。 # /usr/local/urchin/urchin 以下の URL にレポートが作成されます。 http://YOUR-DOMAIN.NAME/urchin/YOUR-DOMAIN.NAME Virtual サーバー全体のシステムレポートは以下の URL に作成されます。 http://YOUR-DOMAIN.NAME/urchin/system/ Urchin の解析が決まった時間に定期的に実行されるよう設定することができます。以下は、毎週日曜日の午後 23 時 50 分に Urchin を実行させる Cron 登録の事例です。 50 23 * * 0 /usr/local/urchin/urchin Urchin が実行された場合、実行のログが書き出されます。通常はこのログは、サーバー管理者のメールアドレスに送信されますが、Cron 登録を以下のように指定することでサーバー上にログを保存することもできます。 50 23 * * 0 /usr/local/urchin/urchin >> /var/log/urchin 2>&1 Email: support@speedex.ne.jp
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