注意: Chili!Soft ではシンボリックリンクが使えません。そのため、application 内でシンボリックリンクされたディレクトリーは、そのアプリケーションに含まれません。
|
Application 管理
上で説明したように、Chili!Soft には、application 定義をする3方法があります。そのうち、2方法は httpd.conf ファイルからの情報によるため、これらの方法は、casp.cnfg ファイルによって有効・無効の切り替えができます。application としての DocumentRoot
ディレクトリーの使い方は、下の "Chili!Soft と Virtual サブホスト" の項をご覧ください。httpd.conf ファイルのどのエイリアスが application に含まれるかの調整は、casp.cnfg ファイルの [applications]
セッションで行えます。
Chili!Soft 設定ファイルは、Virtual サーバーの ~/usr/local/casp/asp-apache-3000/ ディレクトリーにある casp.cnfg です。
ここには、いくつかの ASP の設定例があります。
注意: casp.cnfg ファイルの [machines] セッションは一切変更しないでください。変更すると ASP が稼動しなくなります。
|
casp.cnfg ファイルの最後のセッションは [applications]
というラベルのものです。ここには、http エイリアスとDocument Root 以外の ASP が稼動する全てのディレクトリーが記載されます。デフォルトの casp.cnfg には、以下のような [applications]
セッションがあります。
[applications]
readonly_appvars=1
use_aliases=yes
config_name=.aspconf
/casp-sys="/usr/local/casp/admin/sys"
/caspsamp="/usr/local/casp/caspsamp"
/casp401k="/usr/local/casp/caspsamp/401k/content"
/caspclient="/usr/local/casp/caspsamp/friendship/client/content"
/caspagent="/usr/local/casp/caspsamp/friendship/agent/content"
/caspdoc="/usr/local/casp/caspdoc"
上記の [applications]
セッションの2番目の設定コマンドは、Chili!Soft に httpd.conf のエイリアスを application にするかしないかの値を伝えます。 use_aliases=no
とすることで、 httpd.conf ファイル中の Aliases
を ASP の稼動しないエリアにすることができます。
config_name=.aspconf
で追加の application を指示します。 (.aspconf) 名のファイルは、DocumentRoot
ディレクトリーにおかなければなりません。.aspconf ファイルでの application の追加・削除は ASP エンジンや Web サーバーの再起動をしなくても有効になります。これによって、application の追加・削除がしやすくなります。
config_name 設定の後ろの位置リストは application 定義です。書式は以下のようになります。
/application_name="path/to/application"
ここに記載されている application はほとんどが事例の application です。application 名は、Web サーバーによって httpd.conf ファイルのエイリアス指定と同等に扱われます。言い換えると、/caspdoc
application にアクセスするのに、以下のような形式が使えるということです。
http://YOUR-DOMAIN.NAME/caspdoc
Application 設定
application 内の ASP ページからは、同一 application 内の他の ASP ページに直接情報を渡すことができます。異なる application 間での直接の情報の受け渡しはできません。application 内の ASP ページにアクセスがあり、application が有効になった時、自動的に幾つかのプログラムが稼動するように設定することができます。また、application にアクセスしたクライアント毎に異なる条件が作動するようセッション情報を設定することもできます。そうした情報は、JScript あるいは VBScript で記述し、 application ルートディレクトリーの Global.asa ファイルに保存します。
Chili!Soft と Virtual サブホスト
デフォルトでは、Chili!Soft は全ての Virtual サブホスト によって共有されます。(1 Virtual サーバー毎に 1 ASP サーバー)
Chili!Soft ASP が使える Virtual サブホストを限定する設定も可能です。この設定は、Chili!Soft ASP 設定ファイル (~/usr/local/casp/asp-apache-3456/casp.cnfg) で行います。例:
[virtual hosts]
allow_all=no
SUBHOST-DOMAIN.NAME
上記の場合、Chili!Soft サーバーは SUBHOST-DOMAIN.NAME
だけで有効となり、他のサブホストでは無効となります。
SPEEDEX サポートポリシー
Copyright @ Cyber Vision Hosting Co., Ltd. All rights reserved.
株式会社サイバービジョンホスティング提供サービス一覧
再販売用レンタルサーバーのSPEEDEX | VPS(仮想専用サーバー) | 共用サーバー | 独自ドメイン取得・運用 | SSLサーバー証明書 | ワイルドカードサーバー証明書 | SEO | Google Apps(TM) | クリエイティブワークの検索エンジン