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VPS v2 とは

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v2 の技術サポートです。
2009年6月現在、新規オーダーを受けしておりますが、 VPS v3 の採用をお勧めします。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
SPEEDEX VPS v1 サーバーご利用の場合は v1 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

1. VPS v2 メニュー

  VPS v2
  Basic Japan Basic Standard Japan Standard Pro Japan Pro Pro Plus Japan Pro Plus

価格

初期設定費 \10,500-
月額維持費 \12,495-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \8,085-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \20,790-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \15,750-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \26,775-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \17,850-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \41,790-
初期設定費 \10,500-
月額維持費 \40,950-

ディスク容量

3 GB
6 GB
10 GB
20 GB

データ転送量

無制限
無制限
無制限
無制限

ユーザー数

無制限
無制限
無制限
無制限

メールボックス数

無制限
無制限
無制限
無制限

ウイルスチェック

Japan サーバーは、KASPERSKY サーバーをインストール済み

バーチャルホスト数

無制限
無制限
無制限
無制限

ルート権限

あり
あり
あり
あり

標準装備 SSL

あり
あり
あり
あり

IP アドレス

1
1
1
1

追加 IP アドレス

不可
不可
不可
不可


2. データセンター
Verio 東京, NTT コミュニケーションズ東京イースト内
Verio San Jose/Lundy, CA data center
Verio Sterling/Dulles, VA data center
Japan 以外は、特にご希望がない場合は、San Jose データセンターといたします。

これまでご利用いただいていた VPS v1 の様々な制約を解消し、より1台丸ごとの UNIX デディケイティドサーバーに近い仕様となりました。
以下が主な改善点です。

  • ルート権限 特権ポート利用ができ、サードパーティーのプログラムのインストールも可能です。
  • 複数シェルアカウント
  • UNIX の group user 管理 これにより、サブホスト利用の安全性が高まり、より自由度の高いユーザー管理が可能となります。
  • FreeBSD Ports Collection のインストール
  • ユーザー単位のディスク容量制限
  • 全てのサービスを VPS環境に統一 これまでのように、“virtual” と “non-virtual” モードを使い分ける必要がありません。
  • “Fair share” VPS v2 間の独立性強化 サーバー上の他の VPS v2 との資源分離を強化しました。これにより他の VPS v2 の影響を受けなくなりました。

3. “fair share” 独立性強化
“Fair share” の技術によりサーバー上の他の VPS v2 との資源配分・分離を行います。これにより、各 VPS v2 は固有のサーバー資源を利用するようになります。すなわち、プロセス数、メモリー数、データ転送速度を独立して確保できます。この Fair share が Web 環境の快適性やアプリケーションのパフォーマンスを向上させます。

4. その他サービス

SSL
VPS v2 では SSL は標準で利用可能です。また、ワイルドカード形式で取得済みの something.securesites.net 形式のサーバー証明書がご利用いただけます。

アプリケーションの利用
VPS v2 上では、ほとんどの FreeBSD コンパティブルソフトが FreeBSD デディケイティドサーバーと全く同様の方法でインストールできます。 また、VPS v2 では FreeBSD Ports Collection、vinstall、CGI Library など、より簡単にインストールができる方法も用意しています。 サポートページ内に vinstall 対応アプリケーションや CGI Library のリストと説明がありますので参照下さい。

5. VPS v1 のサポート
VPS v2 と VPS v1 (FreeBSD, Solaris) は当面共存します。

長期的には、これまでの VPSは VPS v2 に統合されるでしょう。

今後、当面の間、VPS v1 は以下の様なサポートを行います。

  • メンテナンス: バグフィックスとセキュリティーパッチ
  • 以下事項についての最低限のバージョンアップ等の改善。
    OS、基本サービス (Apache, ProFTPd, Sendmail, Popper, IMAPd)、主なアドオンサービス (Perl, PHP, MySQL, 等)

これまでの VPS v1 は継続して利用可能ですが、VPS v2 へのアップグレードをお勧めします。今後の継続的なサーバー能力の改善やバージョンアップは VPS v2 プラットフォームに対して行われます。以下の改善計画をご覧下さい。

6. VPS v2 へのバージョンアップ方法
新規に VPS v2 サーバーをオーダー下さい。一旦、新規サーバー費用をお支払いいただきますが、バージョンアップが完了し、現在ご利用中のサーバーを解約いただいた時点で、現在ご利用中のサーバーの維持費残額を日割り計算し、ご返金、または、新サーバーの維持費に充当させていただきます。

現時点では、バージョンアップ用ツールは用意されておりません。VPS v2 サーバーセットアップ完了後、現在ご利用中のサーバーの ~/usr/local/etc/httpd/ ディレクトリー以下のデータを、v2 サーバーにコピー下さい。しかし、httpd ディレクトリー以下の構造が新旧サーバーでは異なる可能性が大です。
~/etc/aliases ファイルも新サーバーにコピー下さい。また、~/etc/virtmaps ファイルは /etc/mail/virtusertable ファイルになります。
~/etc/passwd と /etc/passwd では構造が異なります。そのため、既存ユーザーも v2 上で新規に作成し、各ユーザーに新しいパスワードをお知らせし、必要があればユーザー自身に iManager でパスワードを変更してもらうのが良いでしょう。どうしても、現在のパスワードをそのまま使いたいときは、既存ユーザーを v2 上で新規に作成し、完了後、ご利用中の ~/etc/passwd ファイルのパスワードの値を /etc/master.passwd ファイルにコピします。
上記以外、メールボックスデータ、DB データ等につきましても必要なものをコピー下さい。全ての必要データの確認が終わった時点でお知らせ下さい。DNS 切り替えを行い、新サーバーにドメイン名でアクセスできるようにいたします。全てのドメイン名を一度に切り替えオーダーいただいてもかまいませんし、何回かに分けてオーダーいただいてもかまいません。
そして、全てに問題がないことが確認できた時点で現在ご利用中のサーバーの停止をオーダー下さい。
現時点では、上記の様な手動のバージョンアップですが、近い将来より簡便な方法をご用意する予定です。

新旧サーバー対応

  • ビジネスサーバ A ----> VPS v2 Standard
  • ビジネスサーバ B ----> VPS v2 Pro
  • ビジネスサーバ C ----> VPS v2 Pro Plus
  • ビジネスサーバ H ----> VPS v2 MBS FreeBSD
上記対応は、データ転送能力を基準としたものです。VPS v2 では、推奨ドメイン数の考え方は取らないようにしましたが、これまでの推奨ドメイン数はデータ転送能力を主な基準として計算しておりましたので、上記をドメイン数の目安としていただくことはできます。Solaris VPSにつきましては現時点ではバージョンアップ対応メニューは用意されておりませんが、ColdFusion や Chili!Soft ASP 等 Solaris 固有のサービスを使われていない場合は、VPS v2 へのバージョンアップは可能です。

7. バージョンアップのメリット
ディスクスペースの増量、ルート権限、複数の shell アカウント、より安全な Virtual ホスティングなどが主なメリットです。加えて、今後の SPEEDEX の各種サービス、アプリケーションの開発や能力アップは VPS v2 を対象に行われるということがあります。

8. バージョンアップは強制ではありません
VPS v1 の寿命が来たとは考えておりません。VPS v2 は近い将来においても十分競争力のあるプラットホームだと認識しております。ただ、SPEEDEX は、より優れたプラットホームとサービスを追及し、VPS v2 に至ったということです。何年か先、VPS v1 のユーザーがほとんどいなくなるまで、VPS v1 は現状のままお使い頂けます。また、停止時点でも十分な移行期間を設けてからとすることをお約束します。

9. プラットホーム比較

VPS v1 vs. VPS v2
VPS v2 は FreeBSD デディケイティドサーバーの作動をエミュレイトするよう設計されています。そのため、VPS v2 は VPS v1 よりも FreeBSD デディケイティドサーバーに似ています。自由度の増加は安全性も高めました。VPS v2 では Unix の 「user group」、パーミッションを利用できます。そして、アプリケーションのカスタマイズやアプリケーション機能の増強も可能です。UNIX 管理経験がない場合、最初は難しく感じるかもしれませんが、VPS v2 では急勾配の学習曲線が期待できます。


注:エミュレイト(emulate)---「似せて機能させる」という意味で本来とは異なるシステム上で、同等の機能を実現して互換性を持たせること。

Solaris VPS v1 vs. VPS v2
Solaris VPS v1 を採用いただくのは、ColdFusion や Chili!Soft ASP 等、Solaris OS でなければ作動しないアプリケーションや、一部の JAVA のように Solaris OS 下の方が快適な作動が期待できるアプリケーションを使う場合でしょう。

10. Solaris VPS v1 のバージョンアップ
VPS v2 と同様の、複数ユーザー、root 権限については検討していますが、VPS v2 そのものは予定していません。

11. VPS v2 今後の開発
以下の項目に付いて重点的な開発を予定しています。

  • VPS v2 の機能に対応したコントロールパネルのような管理ツール、ウイザード、解説文書の一層の充実
  • VPS から VPS v2 への乗換えが簡単に行えるようなツール
  • VPS v2 の能力を十分生かせるようなアプリケーション
SPEEDEX サポートポリシー

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Email: support@speedex.ne.jp


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