vps サーバー限定コマンド
本ページは 2008-04-01 更新されました
vps サーバー管理を簡単にするための、vps サーバー限定の特殊コマンドがあります。
これらのコマンドは一般の UNIX サーバーでは使えませんが、vps サーバー管理にはとても便利です。 -v フラッグ
vps サーバー上の多くのシステムファイルが virtual symbolic link になっています。
こうしたファイルは、オリジナルで提供されているファイルを使っている限り、サーバーの容量にカウントされないという、特別な性格を持っています。
しかし、一旦 virtual symbolic link を変更したり、置き換えをした場合は、通常ファイルとなり、サーバーの容量にカウントされます。
ls の様なファイルやディレクトリー情報を表示するコマンドを使った場合、通常ファイルと virtual symbolic link を区別するために -v フラッグか使えます。
例:# ls -alv
v コマンド
' v ' の文字で始まることで、v コマンドと呼ばれる vps サーバー専用のコマンドがいくつかあります。
一般の UNIX には存在しなかったり、使い方が異なる以下のコマンドです。
コマンド |
説明 |
使い方 |
vaddhost |
SubHost を Web サーバーの設定ファイル(httpd.conf)に追加します。
プロンプトに答えていけば簡単に設定ができます。
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# vaddhost
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vadduser |
伝統的な adduser コマンドと同じことがもっと簡単にできます。
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# vadduser
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vinstall |
vps サーバーのパッケージソフトをインストールできます。
パッケージ名なしで vinstall を実行すると、インタラクティブモードになります。
インタラクティブモードでは対象パッケージの検索や、対象パッケージの情報の獲得、インストール等が選択可能です。
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# vinstall [packagename]
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vuninstall |
vinstall を使ってインストールしたパッケージを、アンインストールします。
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# vuninstall packagename
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vlistuser |
vps サーバー上のユーザーアカウントのリストをディスク使用量、制限ディスク容量と共に表示します。
このコマンドではシステムユーザーは表示されません。
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# vlistuser
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vnukelog |
SubHost も含め、vps サーバー上の全ての Web サーバーのログファイルを空にします。
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# vnukelog
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vnl |
Web サーバーのログファイルのサイズをチェックしたり、特定のログファイルを空にしたり、インタラクティブにログファイルを管理できます。
スクリプト内で使うために、インタラクティブでない使い方もできます。
この方法については、vnl -h で詳細情報が取得できます。
Linux サーバーではこのコマンドは使えません。
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# vnl [-h]
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