PostgreSQL のアップグレード
以下では PostgreSQL のアップグレード手順に付いて説明しています。
PostgreSQL 7 は、それ以前のバージョンと比較し以下の様な機能強化が図られました。
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多言語 key が利用可能となりました。しかし、部分一致 (partial-match) は多言語 key では利用できません。
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optimizer が大幅に機能アップしました。少ないメモリー使用で高速なパフォーマンスを実現します。
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対話型 psql ターミナルモニターがアップグレードされました。変数、SQL の挿入、プロンプトのカスタマイズ等の機能が強化されています。詳しくは psql マニュアルを参照してください。
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PostgreSQL 7.0 は SQL92 join シンタックスを(内部 join としてのみ)サポートします。また、join、natural join、join/using、join/on が利用可能です。Column コレクション名も利用できます。
アップグレードの前に
PostgreSQL 6.5 あるいは PostgreSQL 7.0 を PostgreSQL 7.2 にアップグレードする前に、以下を実行してください。
重要:
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新しい PostgreSQL では、内部データ形式がそれぞれ異なります。そのため、PostgreSQL 7.1 にアップグレードする前にデータベースのバックアップを行い、アップグレード後、リストアする必要があります。
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バックアップ中あるいはバックアップ後はデータベースに変更を加えないで下さい。
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バックアップ中あるいはバックアップ後にデータに変更が加えられないよう、パーミッションを変更してください。パーミッションは通常は /usr/local/pgsql/data/pg_hba.conf に記述されています。
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アップグレード完了後は、通常のパーミッションに戻すことを忘れないで下さい。
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データベースのバックアップは SSH で Virtual サーバー v2 にアクセスし su で root になり、以下を行います。
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以下のコマンドを実行します。
# pg_dumpall > outputfile
外部 key として利用するためなどに OID を保持するためには pg_dumpall コマンドで -o オプションを使ってください。pg_dumpall コマンドはバージョンアップ前の PostgreSQL のコマンドでなければならないということに注意してください。PostgresSQL 7.0 や PostgresSQL 7.1 の pg_dumpall での作業は無効です。すなわち、新バージョンがインストールされる前にこの作業が終わっていなければなりません。
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現バージョンの PostgreSQL のデーモンを停止します。まず、デーモンのプロセスアイディーを取得し、プロセスアイディーで kill コマンドを実行します。以下手順で行ってください。
# ps ax | grep postmaster
上記で取得したプロセスアイディーを、下の PROCESS-ID で使い postmaster を停止します。
# kill PROCESS-ID
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新しいバージョンの PostgreSQL のインストールを行います。
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