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v2 サーバーへのアップグレード
以下の要件に該当する場合は、シャドウアカウントをご用意いたします。シャドウアカウントとはサーバーのアップグレードをスムースに行なって頂くために SPEEDEX がサーバーアップグレード完了まで最長21日間、現在ご利用のサーバーの維持費を負担する制度です。この期間、パートナー様は 1 台のサーバー維持費(アップグレード後のサーバー維持費)を負担するだけで 2 台のサーバーを平行利用できます。この制度を利用いただくと、ご利用中の web にアクセスできない、メールが利用できない等の弊害なしに、且つ簡単にサーバーをアップグレードいただけます。
要件
- v2 Japan サーバーへのアップグレードの場合
- サーバー A からのアップグレードの場合
- サーバー B から v2 Pro、v2 Pro Plus へのアップグレードの場合
- サーバー C から v2 Pro Plus へのアップグレードの場合
アップグレードの手順
お申し込み
メールにて、対象サーバー名、シャドウアカウント設定日を指定の上お申し込みください。
info@speedex.ne.jp
費用のお支払い
シャドウアカウント設定日から現在の維持費お支払期限までの維持費差額を、日割り計算し、ご請求いたしますので、シャドウアカウント設定日前日までにお支払いください。 日割り計算については、以下の「費用計算例」を参考にしてください。
費用計算例 |
現在のサーバーのタイプ | サーバー B |
アップグレード後のサーバーのタイプ | v2 Pro |
現在のサーバーの月額維持費 | ¥15,750- |
アップグレード後のサーバーの月額維持費 | ¥17,850- |
月額維持費差額 | ¥2,100- |
現在のサーバーの月額維持費お支払期限 | 2005-03-31 |
シャドウアカウント設定日 | 2005-01-15 |
維持費差額対象期間 | 2.5ヶ月 |
お支払い維持費差額 | ¥5,250- (¥2,100 * 2.5) |
ドメインの DNS TTL 値の最短化
弊社 DNS に登録されているご利用サーバー上の全ドメイン名の TTL 値を最短時間に設定させていただきます。DNS TTL 値は DNS 情報の有効期限を示す数字です。弊社 DNS の通常 TTL 値は 1 Day ですが、これを最短にすることで、ドメインの新サーバーへの切り替えが完了すると、直ちに全アクセスが新サーバに向かうようになります。いわゆる、ISP のキャッシュのトラブルを防止できることになります。
注意:
以下は、サーバー A - C から v2 サーバーへのアップグレードの場合について説明しています。
v2 サーバーから v2 Japan サーバーへの移行の場合は v2 ~ v2 Japan への移行 を参照ください。 |
シャドウアカウントの設定
アップグレード後のサーバーをセットアップしお渡しいたします。新サーバーには最初は IP アドレスでアクセスいただくこととなります。
シャドウアカウントに設定済みの事項
以下事項は、シャドウアカウントの設定時点で完了しています。
- 現サーバー上全データのアップグレード後のサーバーへのコピー。コピーされているディレクトリーは /.migrate/<account_name> です。
- 現サーバー上全ユーザーをアップグレード後のサーバーに設定。
- 現サーバー上全ユーザーのメールボックスを、データも含めアップグレード後のサーバーへコピー。
- 現サーバー上の sendmail 関連設定ファイル(sendmail.cf, local-host-names, aliases, virtmaps, spammers, access)を v2 仕様に適正化しアップグレード後のサーバーに設定。
- メーリングリスト関連設定や、自動返送設定など、パートナー様による調整が必要な sendmail 関連設定を書き出した、/etc/mail/ALIASES_TODO ファイルを作成。
注意: /.migrate/<account_name> の <account_name> は対象サーバー名です。 現サーバーの passwd ファイルの本名欄で使われている、特殊文字及び日本語文字は適宜 ASCII 文字に置き換えられます。 |
シャドウアカウントで作業が必要な事項
以下は、アップグレード後のサーバー上でパートナー様による作業が必要な代表的事項です。
- VirtualHost の設定と対応するデータのコピーを行ってください。
現サーバーのデータは新サーバーの /.migrate/<account_name>/usr/local/etc/httpd 以下にコピーされています。
VirtualHost の設定は iManager の「VirtualHost 設定」機能を利用されることをお勧めします。
詳しくは Subhost 設定手順 を参照ください。
- Frontpage, Majordomo, Namazu, MySQL, Postgres, PHP, Urchin, Urchin5 等をご利用の場合は、vinstall コマンドを利用しインストールを行い、必要に応じデータのコピーを行ってください。
現サーバーのデータは新サーバーの /.migrate/<account_name>/ 以下の現サーバー対応ディレクトリーにコピーされています。
vinstall コマンド対象プログラムとインストール手順については vinstall Library を参照ください。
- Count 2.5, MailMan 等 vinstall コマンド対象外のプログラムは FreeBSD Ports Collection からのインストールを行い、必要に応じデータのコピーを行ってください。
必要に応じ、以下も参照ください。
Ports 紹介
メイリングリストツール Mailman
- DNS 切り替え前の確認を行ってください。
Web の確認方法については以下を参照ください。
Web サイトの構築 6. 事前チェック
- 確認のできたドメインの DNS 切り替えを、切り替え当日にメールで指示ください。1 ドメインごとがお勧めです。
注意: /.migrate/<account_name> の <account_name> は対象サーバー名です。 SPEEDEX が行う、現サーバーから新サーバーへのデータのコピーは、シャドウアカウント設定時のみです。コピーされた新サーバー上のデータが、現サーバー上のデータと自動的に同期しているのではありません。 |
設定作業で特に注意を要するポイント
特に以下にご注意ください。
- メールクライアントでの SMTP Auth 設定が不可欠です。詳しくは以下を参照ください。
イーメールクライアントの設定
- 各ドメインごとに(正確には、VirtualHost 設定ごとに)管理ユーザーを設定してください。同一人物が複数のドメイン名を管理する場合でも、異なる管理ユーザー名を設定してください。
- ドメイン管理ユーザーが現サーバーから引き継がれ既に存在している場合は、iManager の「ツールとウイザード」「ユーザー」でこのユーザーのグループを www にしてください。
- Unix に精通している場合を除いて、VirtualHost 設定は iManager を使い、iManager のデフォルトの通りとしてください。
- 一般的な CGI スクリプトが読み書きする、データベース以外のファイルは、/home/<domain_admin>/www 以下のディレクトリーに置いてください。(<domain_admin> はドメイン管理ユーザー名です。)
- /.migrate/<account_name> 以下のディレクトリからのデータのコピーは以下のように行ってください。
現サーバーで、各ドメインの CGI を ~/www/cgi-bin/<domain_admin> 以下においている場合。
> su
# cp -rf /.migrate/<account_name>/www/htdocs/<domain_admin>/* /home/<domain_admin>/www/<domain_name>
# cp -rf /.migrate/<account_name>/www/cgi-bin/<domain_admin>/* /home/<domain_admin>/www/cgi-bin
# chown -R <domain_admin>:www /home/<domain_admin>/www
# chmod 0750 /home/<domain_admin>/www/cgi-bin
現サーバーで、各ドメインの CGI を ~/www/htdocs/<domain_admin>/cgi-bin 以下においている場合。
> su
# cp -rf /.migrate/<account_name>/www/htdocs/<domain_admin>/* /home/<domain_admin>/www/<domain_name>
# cp -rf /.migrate/<account_name>/www/htdocs/<domain_admin>/cgi-bin/* /home/<domain_admin>/www/cgi-bin
# rm -rf /home/<domain_admin>/www/<domain_name>/cgi-bin
# chown -R <domain_admin>:www /home/<domain_admin>/www
# chmod 0750 /home/<domain_admin>/www/cgi-bin
有料サポート
上述の標準的手段でパートナー様自身によるアップグレードを行っていただけますが、オプションで、SPEEDEX の有料サポートを採用いただくこともできます。
しかし、パートナー様自身によるアップグレードが原則であり、SPEEDEX の有料サポートには限界があります。また、お申し込みいただいてもお受けできない場合もあります。
有料サポートをご希望される場合は、以下の標準費用を参考に、メールにてご相談ください。
info@speedex.ne.jp
標準費用 |
VirtualHost 設定と Web コンテンツのコピー | \5,250-/VirtualHost |
Perl CGI スクリプトの修正、基本費用 | \10,500-/ドメイン |
Perl CGI スクリプトの修正、付加費用 | \5,250-/ファイル |
vinstall 対象プログラムのインストール | \5,250-/プログラム |
FreeBSD Ports Collection からのインストール | \10,500-/プログラム |
Perl CPAN モジュールのインストール | \5,250-/モジュール |
データベースデータのコピー | \5,250-/データベース |
注意: - 上記作業は標準的な利用を前提とした理論的に正しい作業を行うもので、作業結果の確認は含まれません。確認行為は、パートナー様が行っていただく必要があります。
- Perl CGI スクリプトの修正費用は、基本費用 + 付加費用 となります。従って、たとえばスクリプトファイルが 5 ファイルあるドメインの、Perl CGI スクリプトの修正費用は 36,750円 (10,500円 + 5,250円 * 5)となります。
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SPEEDEX サポートポリシー
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Email: support@speedex.ne.jp
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