Urchin 5 初期設定
この説明は、Urchin 5 をデータセンターモード (Data Center Mode) 連合 (Affiliations) 下で利用する前提で説明しています。この条件下では Urchin 5 のユーザーを3つの階層のどれかに位置づけることができます。連合 (Affiliation) を Virtual Host 毎に作成し、各連合 (Affiliation) の管理者権限を Virtual Host の管理者に与えます。この設定により、各 Virtual Host の管理者はレポート閲覧権限のみのユーザーを作成したり、ログ解析の設定を行ったりできます。
管理ユーザーでの最初のログインvinstall urchin5 の終了時に表示された URL にアクセスします。以下の画面が表示されます。 vinstall urchin5 の終了時に表示された Username と Password でログインします。 Ccontinue をクリックします。 ここでは Remote Report Access、Remote Administration、DataCenter Mode を on にし、Next をクリックします。以下の画面が表示されます。 Password、Verify Password 欄を選択し、新しいパスワードを設定します。Next をクリックすると、以下の画面が表示されます。必ず新しいパスワードにして下さい。 Urhin 5 の特長が記載されていますので読んでください。Done をクリックします。これで管理ユーザーでの最初のログインは完了です。 連合 (Affiliation) の作成最初のログインで Done をクリックした場合と、admin ユーザー、新しいパスワードで再ログインした場合、以下の画面が表示されます。表示画面が異なる場合は、左の Configuration -> Users & Groups を選択します。 右上の add を選択すると、以下の画面が表示されます。 Affiliation Name に例えばドメイン名、クライアント名等を、Contact には管理者の名前を、Contact Email には管理者のメールアドレスを入力します。Report Data Location と Directory Browsing Location は空欄のままにして、Finish をクリックします。次の画面で Done をクリックします。これで、連合 (Affiliation) が一つ作成されました。 連合 (Affiliation) の性格を設定する管理ユーザー設定 上記で Done をクリックした場合、以下の画面が表示されます。この画面は admin ユーザーで再ログインし、左の Configuration -> Users & Groups を選択して表示することもできます。 右上の Affiliation 選択欄に作成した連合 (Affiliation) 名を表示し、左の Configuration -> Users & Groups -> Users を選択すると、以下の画面が表示されます。 右上の add を選択すると、以下の画面が表示されます。 Optional Affiliation にこの連合 (Affiliation) 名が表示されていることを確認してください。Username にこの連合 (Affiliation) の管理ユーザー名を入力し、パスワードを設定します。Full Name には、例えば your_domain_name Admin を入力します。Next 選択すると、以下の画面が表示されます。 Admin Level で Affiliate Admin を選択すると、以下の画面に変わります。 Administrative Privileges では、このユーザーに与える権限を選択します。ドメイン名管理者の場合は、Option 2 (Option 1 + Filters) を選択してください。サーバー管理者とこのドメイン名管理者が同一人の場合、あなたが Urchin 5 に精通している場合以外は Option 3 (Option 2 + Profiles,Log Sources) は選択しないで下さい。Option 1 (User,Groups,Task Scheduler,Task History) を選択した場合は、この連合 (Affiliation) の日本語検索ワードのフィルター設定をあなたが指定する必要があります。Report Language は Japanese を、Region は Japan を選択し、Finish をクリックします。 上記画面では、More Options (Report Access/Groups) を選択しても、Done を選択してもかまいません。以上で、連合 (Affiliation) の管理ユーザー設定は完了です。 左画面の、Configuration -> Users & Groups -> Users、右画面で Edit、次画面で Preferences を選択し、以下の画面を開いて、設定内容を確認することもできます。Change Password は Yes のままが良いでしょう。 Profile の作成 次に、この連合 (Affiliation) の Profile を作成します。admin ユーザーでログイン -> Configuration -> Urchin Profiles -> Profiles で下記画面を開きます。 Affiliation 名が正しいことを確認し、add をクリックします。以下画面が表示されます。 Optional Affiliation が Affiliation 名になっていることを確認します。そうでない場合は、Affiliation 名を選択します。Profile Name には、例えばドメイン名を入力します。一つのクライアントが複数のドメインを運営していて、それらをまとめた連合 (Affiliation) の場合は、クライアント名が良いかもしれません。Profile Type は普通は Standard Website を選択します。(E-Commerce Website を選択した場合、別途 Urchin から有料のフィルターを購入する必要があるかもしれません。?をクリックし情報画面を確認ください)Next をクリックすると、以下画面が表示されます。 Web URL、Site Domains は間違っていれば修正してください。Default Page に index.html inde.htm 等を入力します。UTM Installed は No を選択してください。Next をクリックすると、以下画面が表示されます。 Log Sources to Process の右の add を選択すれば、続けて、Web Log の指定を行うこともできます。Finish で一旦終了することもできます。これで Profile の作成は完了です。 Web Log 指定 次に、この連合 (Affiliation) で利用する Web Log を指定します。再ログインの場合は、ログイン後の画面、左画面 Configuration -> 右画面の Affiliation -- All を作成済みの Affiliation 名に変更し、左画面 Log Manager 選択で表示される画面で、add アイコンをクリックします。 表示された以下、画面で Option 1 Add Local Log Source を選択し、Next をクリックします。 alt = "Affiliation_Add_prof"表示された以下、画面で Log File Path を指定します。Browse でサーバーのディレクトリーを表示し選択することもできます。Log Source Name を指定します。Log Source Name を指定する場合、ワイルドカード形式を使ってください。iManager で VirtualHost 設定を行った場合、デフォルトではログファイル名は your-domain-access_log となります。your-domain-access_log の後ろにアスタリスク * を加えることでロテイトされたり、圧縮されたりしているログファイルも確実に解析対照とすることができます。Next をクリックします。 表示された以下、画面で Log Format auto を選択してください。圧縮されたりしているログファイルも確実に解析対照とすることができます。Finish をクリックします。次画面では Done 次々画面では Finish をクリックします。その次の画面では Scedule Later を選択し Log 指定を終了させます。
フィルター指定 次に、日本語検索ワードが正しく表示されるよう Log Filter を指定します。左画面 Configuration -> Urchin Profiles -> Profiles 右画面の Profile Filters を選択すると、以下画面が表示されます。 表示された画面で add をクリックすると、以下画面が表示されます。Option 1: Add New Filter を選択し、Next をクリックします。 表示された以下、画面で Japanese Encode (UTF-8) を選択し、このフィルターに名前をつけ Filter Name 欄に入力します。Filter Field で referral_keywords (AUTO) を選択し、Finish をクリックします。次画面では Done をクリックします。これで、フィルター指定は完了です。 解析スケジュールの指定と最初の解析 次に、Web Log の解析スケジュール指定と、最初の解析を行います。左画面 Configuration -> Urchin Profiles -> Profiles 右画面の対象 Profile Name 行の Run アイコンをクリックすると、以下画面が表示されます。 表示された画面で Task Settings として、例えば Daily を選択すると、以下画面が表示されます。Start Time に希望の時間を指定します。Update クリックすると解析スケジュール指定が完了します。すぐに最初の解析を行う場合は、右側の Run Now をクリックします。 レポート閲覧ユーザーを設定する解析後のレポートの閲覧だけの権限を持つユーザーを作成することができます。このユーザーの作成は Urhin admin ユーザー権限でも、連合 (Affiliation) admin ユーザー権限でも可能です。従って、各ドメインの管理者に連合 (Affiliation) admin 権限を与えておけば、サーバー管理者の管理作業を減らすことができます。 add をクリックすると下記画面が表示されますので、Username、Password、Verify Password を入力し、Full Name 欄には後からわかりやすい名前を入力し、Next をクリックします。 下記画面が表示されますので、Admin Level で User を Report Language で Japanese を Region で Japan を選択し、Finish をクリックします。その次の画面では Done をクリックしユーザー追加を終了させます。 下記のような画面が表示されますので、追加したユーザー欄の Edit アイコンをクリックします。 表示された画面で Preferences を選択します。下記のような画面が表示されますので、Change Password、Change Report Language、Change Region の全てで No を選択し Update をクリックします。 表示された画面で Report Access を選択します。下記のような画面が表示されますので、左の欄の Available Profiles を選択し矢印アイコンで右の欄に移し、Update をクリックします。 ここで、一旦ログアウトし、作成したユーザーアカウントで再ログインすると、以下が面が表示されます。レポートの表示アイコンをクリックすると、解析済みのレポートが表示されます。 Email: support@speedex.ne.jp
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