tts スクリプト
パートナー様のお客様が既にドメインを所有していて、そのドメイン名をパートナー様のサーバーに移転したいというケースは非常に多く発生します。弊社では一般にはレジストラーの DNS 更新後、10日間程度の併用期間を目安として申し上げていますが、tts スクリプトで、この期間を明確にすることができます。 TTL Tool新旧サーバーの最低併用期間は、変更前の DNS (Domain Name Service) の TTL (time to live) の値と refresh の値で決まります。TTL は現在の情報の有効期限を知らせています。refresh はセカンダリーサーバーが情報を更新しなければならない期限を知らせています。仮にrefresh の値が5日間に設定されていれば、このドメイン名情報の有効期限は5日間ですから、ISP 等の DNS キャッシュは6日目には更新されます。すなわち、再度オリジナルの DNS にアクセスし、新しい情報を取得します。従って、レジストラーの DNS 変更から5日間だけ、新旧サーバーを併用すればよいことになります。以下の様なフォームと tts スクリプトで特定のドメイン名の TTL の値と refresh の値を知ることができます。
上記は下記のように表示されます インストールroot ユーザーで、/usr/local/share/contrib/ ディレクトリーの tts ディレクトリーを、このスクリプトを使うドメインの cgi-bin ディレクトリーにコピーしてください。コピー後、ディレクトリーとスクリプトファイルのオーナー、グループを cgi-bin ディレクトリーと同一にし、755 のパーミッションを与えます。 cgi-bin/tts/nsi-modify.pl ファイルの16 行目、INSERT YOUR E-MAIL ADDRESS HERE と記載されている部分に、下記事例のように、このスクリプトを設置したあなたのメールアドレスを記入してください。
上記で、メールアドレスの@の前に¥があることに注意してください。 カスタマイズcgi-bin/tts/util.pl ファイルの二つのサブルーティンが結果表示画面のヘッダーとフッターを生成するために使われています。print_header_info がヘッダーを生成し print_footer_info がフッターを生成します。このサブルーティン部分には HTML コードを直接記載することができますので、簡単にカスタマイズすることができます。 バグドメイン名によって、希望する情報が得られないケースの発生することがあります。そうした場合は ttl.pl をダウンロードし現在の ttl.pl と置き換えてみてください。その場合、現在の ttl.pl はバックアップして置いてください。 参考資料
DNS 設定に必要な情報が以下の群馬大学/さいとうさんのページでうまくまとまっています。 制限条件
Email: support@speedex.ne.jp
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