CGI ライブラリ： guestlist

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Web サイトを訪問してくれた人との双方向性を持たせる初歩的な方法は、ゲストリストに署名して意見を残してもらうことです。guestlist CGI を使えばゲストリストを作成できます。

フォーム作成とインストール

コメントフォームと CGI を Virtual サーバーでセットアップする手順は以下です。

ゲストリストとゲスト入力フォームを作成する

Guestlist HTML ファイルと Guestlist Entry Form HTML ファイルを保存してください。以下の解説を参考に、Guestlist Entry Form HTML ファイルを編集してください。
- MAXENTRIES はゲストリストに表示されるエントリの数です。たとえば、MAXENTRIES が 100 に設定されている場合、ゲストリストの最後の 100 件だけが表示されます。MAXENTRIES が負数またはゼロ (または何も入力されていない) に設定されている場合、制限は適用されません。
- PATHNAME は、ゲストリストファイルのパス名をサーバーの /www/htdocs ディレクトリと関連させて表します。たとえば、ゲストリストのファイル名が guestlist.html で、/www/htdocs ディレクトリ下の guest ディレクトリにある場合、PATHNAME を /guest/guestlist.html と設定します。
  これにより、表示すべきゲストリストファイルが /www/htdocs/guest/guestlist.html であることをサーバーに知らせます。
  サブホストでの利用の場合は、PATHNAME を /guest/guestlist.html と設定すると、/home/user_name/www/user_domain.com/guest/guestlist.html のように、ドメイン名の DocumentRoot と関係付けられます。従って、サブホストについて特別の心配をする必要はありません。
- ADDRESS は、ゲストリストエントリのコピーの送信先メールアドレスです。
ゲストリスト入力フォームの各入力フィールドの変数名 (MAXENTRIES、PATHNAME、ADDRESS など) を変更することはできません。
Guestlist CGI ディレクトリのコピー

SSH で Virtual サーバー v2 にアクセスし su で root になり、以下を実行します。
```
> su

Password:

# cp -r /usr/local/share/contrib/guestlist /home/user_name/www/cgi-bin

# chown -R user_name:www /home/user_name/www/cgi-bin/guestlist

# chmod -R 0755 /home/user_name/www/cgi-bin/guestlist
```
注意 :guestlist/guestlist.pl の 20 行目辺りで $sendmail = "/bin/sendmail"; の記述がある場合は、$sendmail = "/usr/sbin/sendmail"; に修正してください。
ゲストリスト CGI のデザインをカスタマイズする

util.pl ファイルにある 2 つのサブルーチンが、ヘッダとフッタの情報の表示に使用されます。サブルーチン名は print_header_info と print_footer_info です。サブルーチンの内容は、CGI の出力ページがサイトのほかのページとマッチするように自由に変更してかまいません。

日本語での利用

PGP FormMail CGI は Perl で書かれていますので、若干の Perl の知識があれば日本語で利用できるように設定できます。

制限条件

このスクリプトの作動は確認済みですが、環境が異なると使えないこともあります。しかし、不具合も含めご利用に付いてのサポートは一切行いません。独自 CGI スクリプトのインストールとデバッグを参照しご自分で解決ください。
このスクリプトの利用によって発生したいかなる結果に付いても責任を負いません。
このスクリプトの改造は自由です。改造に付いてのサポートは一切行いません。

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