VPS v2 限定コマンド
VPS v2 管理を簡単にするための、VPS v2 限定の特殊コマンドがあります。これらのコマンドは一般の UNIX サーバーでは使えませんが、VPS v2 管理にはとても便利です。
-v フラッグ
VPS v2 上の多くのシステムファイルが virtual symbolic link になっています。こうしたファイルは、オリジナルで提供されているファイルを使っている限り、サーバーの容量にカウントされないという、特別な性格を持っています。しかし、一旦 virtual symbolic link を変更したり、置き換えをした場合は、通常ファイルとなり、サーバーの容量にカウントされます。ls の様なファイルやディレクトリー情報を表示するコマンドを使った場合、通常ファイルと virtual symbolic link を区別するために -v フラッグか使えます。例。# ls -alv
v コマンド
'v' の文字で始まり、v コマンドと呼ばれる VPS v2 専用のコマンドがいくつかあります。これまでの VPS v2 用に開発された v コマンドの中には VPS v2 では不要になったものもありますが、依然として、一般の UNIX サーバーには存在しなかったり、使い方が異なる v コマンドがあります。
コマンド |
説明 |
使い方の例 |
vaddhost |
SubHost を Web サーバーの設定ファイル(httpd.conf)に追加します。プロンプトに答えていけば簡単に設定ができます。
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vaddhost
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vadduser |
伝統的な adduser コマンドと同じことがもっと簡単にできます。
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vadduser
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vinstall |
VPS v2 のパッケージソフトをインストールできます。パッケージ名なしで vinstall を実行すると、インタラクティブモードになります。インタラクティブモードでは対象パッケージの検索や、対象パッケージの情報の獲得、インストール等が選択可能です。
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vinstall [packagename]
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vuninstall |
vinstall を使ってインストールしたパッケージをアンインストールします。
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vuninstall packagename
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vlistuser |
VPS v2 上のユーザーアカウントのリストをディスク使用量、制限ディスク容量と共に表示します。このコマンドではシステムユーザーは表示されません。
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vlistuser
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vnukelog |
SubHost も含め、VPS v2 上の全ての Web サーバーのログファイルを空にします。
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vnukelog
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vnl |
Web サーバーのログファイルのサイズをチェックしたり、特定のログファイルを空にしたり、インタラクティブにログファイルを管理できます。スクリプト内で使うために、インタラクティブでない使い方もできます。この方法については、vnl -h で詳細情報が取得できます。
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vnl [-h]
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