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Majordomo メイリングリストの作成
Majordomo メールリストを作成する前に Majordomo の文書あるいは詳細情報を読むことをお勧めします。
Unmoderated List を作成する
文書あるいは詳細情報を読んだら、SSH で VPS v2 にアクセスし su で root になり、各メイリングリスト毎に、以下を実行します。
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以下のようにして /usr/local/majordomo/Lists ディレクトリ内にリスト用に空ファイルを作成します。(下記の例では my-list) ファイルモードは必ず 644 にして下さい。
# touch /usr/local/majordomo/Lists/my-list
# chmod 644 /usr/local/majordomo/Lists/my-list
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以下のようにして /usr/local/majordomo/Lists ディレクトリ内にパスワード用ファイルを作成します。(下記の例では my-list.passwd) このファイルに、リストの管理者のパスワードを保存します。(下記の例では mypassword) ファイルモードは必ず 600 にして下さい
# cat > /usr/local/majordomo/Lists/my-list.passwd mypassword ^D(control-D)
# chmod 600 /usr/local/majordomo/Lists/my-list.passwd
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以下のようにして my-list.infoファイルを作成します。このファイルはリスト内容の紹介情報を含みます。
# cat > /usr/local/majordomo/Lists/my-list.info
This list is for discussions about my list. ^D(control-D)
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以下のような行を イーメールエイリアス(Alias) /etc/mail/aliases ファイルに追加します。
# "my-list" list
my-list: "|/usr/local/majordomo/wrapper resend -h MY-DOMAIN.NAME \
-l my-list my-list-outgoing"
my-list-outgoing: :include:/usr/local/majordomo/Lists/my-list
owner-my-list: list_manager_e-mail_address_here
my-list-request: "|/usr/local/majordomo/wrapper request-answer my-list"
my-list-approval: list_manager_e-mail_address_here
/etc/mail/aliases ファイルの編集後は必ず newaliases コマンドを実行します。
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my-list@MY-DOMAIN.NAME にメールを送って、新しい電子メールリストを試して下さい。
Moderated List を作成する
Majordomo の強力な特徴は central moderator によって管理される moderated list を作成できることです。この管理は moderator に許可のないポストを制限するよう設定することで、あなたのメールリストの外部からの乱用を防ぎます。
moderated majordomo メールリストを作成する前に下記の安全対策を実施してください。
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Perlスクリプト /usr/local/majordomo/majordomo で、二つの危険なコマンド、すなわち "who" と "which" を使用不可能にする。これは以下のように、該当行をコメントアウトすることでできます。
# elsif ($cmd eq "which") { &do_which(@parts); }
# elsif ($cmd eq "who") { &do_who(@parts); }
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外部からメールエイリアスを expand させたり(EXPN)verify(VRFY)させたりできないように VPS v2 の sendmail 設定ファイル (/etc/mail/sendmail.cf) を修正するほうが良いでしょう。オプションの最後の項目として次の行を加えてください。
Opauthwarnings,needmailhelo,noexpn,novrfy
Majordomo の moderated リストを作成するには、SSH で VPS v2 にアクセスし su で root になり、各リスト毎に、以下を実行します。
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下記の 3 つのサンプルファイル (sample sample.passwd sample.info) は moderated Majordomo メールリストを作成するにあたって必要です。各リスト毎にこれら 3 つのファイルを作成し、/usr/local/Majordomo/Lists ディレクトリーに保存してください。
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以下のような行を イーメールエイリアス(Alias) /etc/mail/aliases ファイルに追加します。
# sample moderated mailing list
owner-sample: me@MY-DOMAIN.NAME
sample: "|/usr/local/majordomo/wrapper resend -A -R -l \
sample -h MY-DOMAIN.NAME sample-hidden-list"
sample-approval: owner-sample
sample-hidden-list: :include:/usr/local/majordomo/Lists/sample
owner-sample-outgoing: owner-sample
sample-request: "|/usr/local/majordomo/wrapper request-answer sample"
owner-sample-request: owner-sample
/etc/mail/aliases ファイルの編集後は必ず newaliases コマンドを実行します。
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これで moderated majordomo メールリストはできました。管理者であることを Majordomo メールリストに認識させるためには、password 付きでメールをポストします。"Approved:" ヘッダーがその役目を果たします。仮に、password が mypass だとすれば、メール文の先頭に以下のように記述し送信します。
Approved: mypass
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