Webmin を使ったサーバー管理
本ページは 2009-05-01 更新されました
Webmin は VPS の運営に必要とされる様々な管理・設定を、ブラウザベースで行うことのできるツールです。
Webmin を使ってユーザー・グループの管理、提供サービスの設定、VPS上のファイルの編集、ソフトウエアのインストール等、さまざまなことができます。
Usermin を使えば、VPS の一般ユーザーも Webmin のメール設定機能、ファイル転送機能、パスワード機能等が利用できます。
注意:Webmin と Usermin の一部機能は VPS では利用できません。
加えて、VPS には Webmin と Usermin からでは設定できなかったり、利用できなかったりする機能もあります。
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インストール
vinstall コマンドで簡単にインストールできます。
Webmin と Usermin は共に FreeBSD Ports Collection からもインストールできます。
Webmin は /ports/sysutils/webmin/ ディレクトリーからインストールできます。
Usermin は /ports/sysutils/usermin/ ディレクトリーからインストールできます。
Webmin のインストール
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SSH で vps サーバーにアクセスし、 su で root になります。
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以下のコマンドを実行し、インストールを開始します。
インストラーはサーバー情報を収集し、必要な Perl モジュールをインストールします。
数分かかる事があります。
# vinstall webmin
インストール中に以下の項目に付いて入力を求められます。
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設定ファイルディレクトリー (Config File directory)、ログファイルディレクトリー (Log file directory)、Perl のフルパス (Full path to Perl)、Web サーバーのポート (Web server port) の問い合わせに対しては Enter を入力し、デフォルトを選択してください。
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Webmin の管理ユーザー名を決めます。
VPS の管理ユーザー名等を使うこともできますが、デフォルトの admin 名をそのまま使うことをお勧めします。
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上記管理ユーザーのパスワードを入力します。
パスワードは簡単に推測されないものを使用してください。
Webmin を使えばサーバー設定のほとんどが可能です。
すなわち、パスワードが破られれば、サーバーが他人に使われてしまいます。
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SSL を使うかの選択では、必ず YES (y) を選択してください。
Webmin は独自のサーバー証明書を作成します。
他の証明書を使う場合は、そちらを使うように Webmin 設定画面から変更することができます。 いずれにしても必ず SSL を使って下さい。
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VPS のリブート時に Webmin が自動的に起動するよう、以下のコマンドを実行してください。
# mv /usr/local/etc/rc.d/webmin.sh-dist /usr/local/etc/rc.d/webmin.sh
Usermin のインストール
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SSH で VPS にアクセスし
su で root になります。
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以下のコマンドを実行し、FreeBSD Ports Collection の Usermin ディレクトリーに移動します。
# cd /ports/sysutils/usermin
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以下のコマンドでインストールを実行します。
# make install clean
以下のコマンドでセットアップを実行します。
# /usr/local/lib/usermin/setup.sh
セットアップ中に以下の情報入力を求められます。
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設定ファイルディレクトリー (Config File directory)、ログファイルディレクトリー (Log file directory)、Perl のフルパス (Full path to Perl)、Web サーバーのポート (Web server port) の問い合わせに対しては Enter を入力し、デフォルトを選択してください。
-
SSL を使うかの選択では、必ず YES (y) を選択してください。
Webmin は独自のサーバー証明書を作成します。
他の証明書を使う場合は、そちらを使うように Webmin 設定画面から変更することができます。
いずれにしても必ず SSL を使って下さい。
Webmin のインストールが完了するまでに数分かかります。
インストールが終了したら、以下のコマンドを実行し Usermin を起動してください。
# /usr/local/etc/usermin/start
VPS のリブート時に Usermin が自動的に起動するよう、以下のコマンドを実行する必要があるかもしれません。
# mv /usr/local/etc/rc.d/usermin.sh-dist /usr/local/etc/rc.d/usermin.sh
Usermin と Webmin のアンインストール
VPS から Usermin、Webmin をアンインストールする場合は、それぞれのプログラムのディレクトリーで uninstall.sh スクリプトを実行してください。
(/usr/local/etc/usermin、/usr/local/etc/webmin)
pkg_delete や make deinstall では正しくアンインストールできない可能性があります。
Webmin の主要機能と使い方
以下を参照ください。
Webmin を使う
Usermin の主要機能と使い方
以下を参照ください。
Usermin を使う
詳細情報
以下を参照ください。
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