FormMail CGI
本ページは 2008-06-18 更新されました
FormMail は Virtual サーバー v2 の Web ページから、予め指定されたアドレスにメール送信できる
CGI プログラムです。
注意:vinstall を行っただけでは、日本語での利用はできません。日本語での利用のためには、若干の修正が必要です。しかし若干の Perl の知識があれば簡単に日本語化できます。
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注意:スパマーは利用できるスクリプトを狙っています。FormMail CGI はスパマーに利用されない設計になっていますが、設定を間違えると利用される可能性もあります。セキュリーティを甘くしないようにして下さい。スパマーに悪用され、お使いの IP アドレスがスパムサイトとして登録されてしまうこともあります。特に Sub Host ドメインでの利用を許可している場合は注意を怠らないで下さい。
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インストール
FormMail CGI のインストールは SSH で Virtual サーバー v2 にアクセスし
su で root になり、以下を実行します。
# vinstall formmail
installing formmail
email address for receiving form data
Ctl-D to exit, for default of SCALAR(0x81f454c):
上記には何も入力せずエンターキーを押してください。
以下のような結果が表示されます。
server_name はお使いのサーバー名です。
Installing Formmail without encryption on server_name.creative-japan.org ...
Starting package install. Please wait ...
Package install complete.
Install complete
Test at: http://server_name.creative-japan.org/formmail.html
Before testing, make sure sendmail is running.
For general info, see vinstall formmail --help.
Also see files:
/usr/local/formmail_compat-3.14c1
/www/cgi-bin/FormMail.pl /www/htdocs/formmail.html
Successful completion.
For help: vinstall formmail -h
For more information, see: http://nms-cgi.sourceforge.net/
vinstall done
上記のように vinstall は /www/cgi-bin ディレクトリに、FormMail.pl を、また /www/htdocs ディレクトリに、formmail.html をインストールします。
また、/usr/local/formmail_compat-3.14c1 ディレクトリに、ChangeLog、EXAMPLES、FormMail.pl、FormMail.pl.orig、MANIFEST、README の 6 ファイルをインストールします。EXAMPLES ファイルと README には FormMail の使い方や様々な事例が記載されています。(英文)
利用前に、スクリプトの一部を編集する必要があります。/www/cgi-bin/FormMail.pl を開き、USER CONFIGURATION SECTION の以下の部分を変更してください。
-
@referers 行を見つけます。そして、 @referers = qw(server_name.creative-japan.org); に v3 サーバー上で FormMail を利用する全ドメイン名をスペース区切りで追加列記します。 @referers = qw(server_name.creative-japan.org your_domain.com your_sub_domain.com);
-
@allow_mail_to では @allow_mail_to = qw(ocalhost); に v3 サーバー上で FormMail を利用する全ドメイン名をスペース区切りで追加列記します。受信メールアドレスが特定できる場合は、ドメイン名でなくメールアドレスを記述します。メールアドレスを特定した方がセキュリティー上は安全です。 @allow_mail_to = qw(your_domain.com your_sub_domain.com localhost);
FormMail.pl ファイルの変更を保存後、パーミッションが 755 になっていることを確認ください。
利用方法
Form 入力ページを作成します。少なくとも以下の recipient フィールドは指定しなければなりません。
以下の各フィールドも指定することができます。
-
subject = メールの件名です。
-
email = Form 入力を行ったユーザーのメールアドレスを入力してもらうことができます。
-
realname = Form 入力を行ったユーザーの名前を入力してもらうことができます。
-
redirect = Submit ボタンが押された後表示するページの URL を指定できます。
-
required = 空では入力を受け付けないフィールド名をコンマ区切りで指定できます。
その他にも多くのフィールドが利用可能です。詳しくは README ファイルを参照ください。
以下が Form 入力の例です。
<form method="POST" action="/cgi-bin/FormMail.pl">
<input type="hidden" name="recipient"
value="order@yourdomain.com">
<input type="hidden" name="subject"
value="Order Request">
<input type="hidden" name="required"
value="realname,email,phone">
Please Enter Your Name:<br>
<input name="realname" size="40">
<p>
Please Enter Your Email Address:<br>
<input name="email" size="40">
<p>
Please Enter Your Phone Number:<br>
<input name="phone" size="40">
<p>
.
.
.
<input type="submit" value="Submit">
<input type="reset" value="Reset">
</form>
Form 入力ページが完成すれば、そこからメールを受取ることができます。
Sub Host ドメインでの利用方法
FormMail CGI は Sub Host ドメインでも利用可能です。最も簡単な方法は、FormMail.pl ファイルを Sub Host ドメインの cgi-bin ディレクトリーにコピーして利用することですが、この方法はサーバー管理者が直接この Sub Host ドメインの cgi-bin ディレクトリーを管理している場合以外は避けてください。不適切な設定の FormMail CGI はスパマーに SPAM ツールとして利用されてしまいます。
そのため、Sub Host ドメインの Form 入力ページから /www/cgi-bin/FormMail.pl を呼び出す方法をお勧めします。予め、@referers と @allow_mail_to に全ての Sub Host ドメインを登録しておけば、サーバー管理者の負担も減ります。%recipient_alias 形式にすればより安全ですが、手間が増えます。Sub Host ドメイン管理者には、 /www/cgi-bin/FormMail.pl の URL を伝え、Form 入力ページで必ず redirect 値を設定するように伝えます。
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