Chili!Soft ASP とデータベース

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v1 の技術サポートです。
SPEEDEX VPS v1 には FreeBSD サーバーA、FreeBSD サーバーB、FreeBSD サーバーC、Solaris Standard、Solaris Pro の 5 タイプがあります。
2009年6月現在、5 タイプとも新規オーダーはお受けしておりません。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
なお、Solaris Standard、Solaris Pro につきましては 2010年5月を持ってサービスを停止する予定です。
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Chili!Soft ASP エンジンはデータベースとの連動がしやすい設計となっています。リモートのデータベースと連動させることも Virtual サーバー上の MySQL データベースと連動させることもできます。データベースとの連動には二つの基本的な手法が用意されています。一つの手法は連動情報を記述した Virtual サーバー上の DSN (Data Source Name) を使う方法です。DSN を利用する方法にはセキュリティーリスクが潜在します。これは、データベースにアクセスするためのユーザー名とパスワードを記載したファイルが、ファイルのありかを知っていれば読めてしまうためです。より安全な手法は DSN-less 連動です。この手法ではデータベースへのアクセス情報を、第三者には読むことも使うこともできない ASP のソースドキュメントに記述します。

DSN の作成
Chili!Soft では DSN 情報を ~/usr/local/casp/asp-apache-3000/ ディレクトリーの odbc.ini ファイルに記述します。このファイルには DSN-less 連動作成用のテンプレートも含まれていますが、ここに DSN 情報を記述します。以下が同一サーバー上の MySQL を利用する DSN の例です。

[mydatabase]

Driver=/usr/local/casp/odbc/opensource/lib/libmyodbc.so

Server=localhost

Port=3306

Database=mydatabase

User=myuser

Password=Shh!-dont_tell!

Option=

UseCursorLib=1

かぎ括弧（[]）内の DSN 名はアクセスするデータベース名と同じでなければなりません。リモートのデータベースにアクセスする場合は Server= 行の localhost をデータベースのあるサーバーの URL (Oracle の場合は TNS 名)に置き換えます。

DSN を作成し odbc.ini に保存した後、ASP コード内に Connection String を作成しデータベースにアクセスできます。odbc.ini ファイル以外のファイルに DSN を保存する FileDSN を作成することもできます。

DSN 利用の Connection String は以下のどちらかのようになるでしょう。

connect_string = "dsn=[mydatabase]" connect_string="FileDSN=[/usr/local/etc/httpd/vhosts/mysubhost/MyDSNfile.dsn]"

DSN-less 連動を作成する場合は、 DSN からの場合と同一の接続情報を Connection String に含める必要があります。DSN-less 連動の場合の Connection String は以下のようになるでしょう。

connect_string = "Driver={Mysql}; Server=localhost; Database=mydatabase; UID=myuser; PWD=Shh!-dont_tell!"

詳細情報
Chili!Soft ASP Documentation（英文）をご覧ください。"Connecting to a Database" の第４節に ASP でのデータベース利用についての詳細情報があります。

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