NamazuをCGIで使用する
作成したインデックスを、ブラウザ上で検索可能にします。まず、namazu.cgiのパーミッションを確認します。他のユーザも実行可能にすることが必要です。変更はiManagerなどのユーティリティからも行えますが、telnetで行う場合、chmodコマンドで、755に設定してください。
設定例 % chmod 755 /usr/home/******/usr/local/etc/httpd/cgi-bin/namazu.cgi●CGIの実行 namazu.cgiは、wwwブラウザを起動し "http://ホスト名/cgi-bin/namazu.cgi" へアクセスすることにより実行できます。 Namazuによる全文検索システムというタイトルのページが表示されます。検索式にキーワードを入力し、"Search!"をクリックします。検索結果が画面に表示されます。 検索結果には、検索内容の要約と、検索されたファイルへのリンクが表示されます。クリックでファイルが表示されます。
●トラブルシューティング(namazu.cgi関連) (全文検索・データベース Webの作り方 引用) 「ページが見つかりません(404)」というエラーが出た場合 "http://ホスト名/"へアクセスしてみてください。これでも同様のエラーが出た場合、wwwサーバプログラムが起動しているか確認してください。 "http://ホスト名"へはアクセスできるが、"http://ホスト名/cgi-bin/namazu.cgi"にはアクセスできないという場合は、以下の点を確認してください。 (1)wwwサーバの設定でCGIが実行可能になっているか (2)namazu.cgiはcgi用のディレクトリにコピーされているか (3)namazu.cgiのパーミッションは 755 になっているか 何も表示されない、または「ドキュメントにデータが含まれていません」というエラーが出た場合 設定ファイル(cgi-binディレクトリの.namazurc)のIndexで指定したディレクトリにテンプレートファイルがない場合のエラーです。次の点を確認してください。 (1)設定ファイルのIndexのパスは正しいか (2)Indexで指定したディレクトリにテンプレートファイルがあるか また、NamazuHP http://www.namazu.org/doc/manual.html#cgi あるいはメーリングリスト)も参照してください。 検索結果"参考ヒット数"に「インデックスが開けませんでした」と表示される場合 設定ファイル(cgi-binディレクトリの.namazurc)のインデックスで指定したディレクトリにインデックスファイルがない場合のエラーです。Indexで指定したディレクトリにはテンプレートだけが置いてあるという場合は、NamazuHPの複数インデックスの利用 http://www.namazu.org/doc/manual.html#form-idxnames を参照してください。 検索されたファイルを開こうとして、「ページが開けない(500)」というエラーが出た場合 設定ファイル(cgi-binディレクトリの.namazurc)Replaceを設定していない場合、リンクが"/home/httpd/tools/JFdocs"のように、元のパスのままとなります。この状態のパスでは、wwwサーバ経由でファイルを表示することができません。 インストール:Namazuの設定ファイル(.namazurc)Replace設定を参照して、Replace設定を行ってください。 補遺 以上の内容は、NamazuHP http://www.namazu.org/ により詳しく解説されています。 また、Namazu 2.0 入門(私家版) http://www.ki.nu/software/namazu/tutorial/purpose.html 及び、「全文検索・データベースWebの作り方」 西村めぐみ著ソシムなども参考してください。 インストール時のトラブルをはじめ多くの問題がこれらのHP・参考書により解決できます。また、表示のカスタマイズ等、より高度な使用方法についても解説されておりますので、参照してください。
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