Perl

注意: このページは、レンタルサーバー SPEEDEX VPS v1 の技術サポートです。
SPEEDEX VPS v1 には FreeBSD サーバーA、FreeBSD サーバーB、FreeBSD サーバーC、Solaris Standard、Solaris Pro の 5 タイプがあります。
2009年6月現在、5 タイプとも新規オーダーはお受けしておりません。
現在提供中のサービスについては SPEEDEX のメニューページを参照ください。
なお、Solaris Standard、Solaris Pro につきましては 2010年5月を持ってサービスを停止する予定です。
SPEEDEX VPS v2 サーバーご利用の場合は v2 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX VPS v3 サーバーご利用の場合は v3 サーバーサポートページを参照ください。
SPEEDEX OneDom サーバーご利用の場合は OneDom サーバーサポートページを参照ください。

Perl はウェブ開発用言語の定番です。テキストデータ処理、他のサーバーとのインターネット上の通信、メールフィルタリング、システム管理等を含むウェブ開発の、様々な用途に、軽くてプログラムしやすい言語として使われています。VPS v1 には、Perl 4 と Perl 5 の両方がインストールしてあります。


	Perl4

	#!/usr/bin/perl



	Perl5

	#!/usr/local/bin/perl

もし、Perl5 の標準ライブラリーやモジュールを使用する場合は、VPS v1 のローカルディレクトリーに、インストールが必要な場合があります。

●Perl5 標準ライブラリーのインストール
VPS v1 に Telnet または SSH でアクセスし、あなたの VPS v1 のＯＳに合わせて、以下の作業を行って下さい。

NOTE: もしあなたの VPS v1 のＯＳが FreeBSD O/S の場合は、Perl5 標準ライブラリーは、~/usr/local/lib/perl5 にインストール済みです。そうでない場合、再インストールを希望する場合は、以下の作業を行って下さい。

ＯＳが FreeBSD の場合、Perl5 標準ライブラリーの使用するディスクスペースは、quota にカウントされません。BSD/OS の場合、おおよそ 11 MB になります。

あなたの VPS v1 が、1999年 11月 22日以降にオーダーされた場合、ＯＳは FreeBSD です。あなたの VPS v1 のＯＳを調べるには、uname コマンドを使って下さい。


	% uname

% vinstall perl5

●Perl5 標準ライブラリーの削除
Perl5 標準ライブラリーを削除したい場合は、以下の作業を行って下さい。

% vrmperl

●Perl5 モジュールのインストール
SPEEDEX VPS v1 では、よく使われるPerl5 モジュールを簡単にインストールする vinstall コマンドを用意しています。


	perl-lwp	perl-mysql	perl-pg	perl-msql	perl-libnet

	perl-gd	perl-xml_parser



	詳しくは Perl モジュールの vinstall をご覧下さい。

●vcpan
もし、Perl5 標準ライブラリーや上記に含まれないモジュールを必要とする場合は、vcpan コマンドを使ってインストールできます。vcpan ユーティリティーは perl5 -MCPAN -e shell コマンドのラッパーで、モジュールのダウンロードとインストールを自動的に行います。vcpan をインタラクティブモードで稼動させるには以下のようにします。


	% vcpan

NOTE: もし vcpan を稼動中に "out of memory" のエラーが発生した場合は、unlimit コマンドを使う事で、一時的に、メモリー制限を拡張できます。(シェルによっては ulimit)


	% unlimit

	% vcpan

vcpan のオンラインヘルプにアクセスするには、以下のようにします。


	% vcpan -h

vcpan で例えば Jcode モジュールをインストールする場合は、以下のようにします。


	% vcpan -v Jcode



	インストールログ



常に正しいモジュール名をCPANサイトで確認してください。

NOTE: もし vcpan を稼動中に

"Running make install
make test had returned bad status, won't install without force"

のエラーが発生した場合は、"-f" フラッグを使ってください。"-f" フラッグを使う事で、VPS v1 では不要な "make test" を行わないようにできます。


	% vcpan -f Module::Favorite

Perl5 モジュールのドキュメントを VPS v1 上で見られるように perldoc をインストールするには、以下のようにします。


	% vinstall perldoc

このコマンドは、要求されるターミナルマクロの多様な定義を、本来のマニュアルページフォーマットに要求される、groff/troff/nroff ファイルの集まりに結び付けます。

インストールすると、以下のコマンドで、希望の Perl5 モジュールのドキュメントを読めるようになります。以下の Module::Favorite を希望の Perl5 モジュールの名前に置き換えます。


	% virtual perldoc  Module::Favorite

Perl5 モジュールのインストールと CPAN についての、より詳しい情報は以下をご覧下さい。

Perl 5 モジュールの手動インストール
SPEEDEX サポートポリシー