Mail Queue
VPS v1 から E-mail を送信しようとした時、送信先のサーバーがダウンしていたり接続できなかったりした場合、E-mail は VPS v1 上で将来の送信のための順番待ちの列(queue)に置かれます。 この順番待ちの列(queue)は 8 時間ごとに、再送信されます。3 日経過しても送信できなかった E-mail はその時点で送信者に返信されます。 順番待ちの列(queue)を手動で再送信させることが必要がケースがあります。例えば、ユーザーが、メールリストを使って大量のメールを送信し、その中のかなりのものが送信できなかった場合。スパマーに Server が踏み台にされている場合(無効なメールアドレスが多く含まれています)。自動再送信が何らかの理由でうまく機能しない場合。 こうした場合、順番待ちの E-mail がディスク容量を無駄に消費し、sendmail プログラムのパフォーマンスを低下させます。 そのような時は、以下の説明を参考に mail queue を整理してください。 順番待ちの E-mail は ~/usr/spool/mqueue ディレクトリーに保存されます。それぞれの E-mail は一般には二つのファイルに分割され保存されます。メールヘッダーは "q" で始まるファイル名で保存されます。ファイル名の残りの部分は E-mail が何時送られたかを示しています。その E-mail のボディー部分は "d" で始まり、ヘッダーファイルと対応する名前のファイルに保存されます。 以下のコマンドで mail queue の内容をチェックできます。
% virtual sendmail -bp/var/spool/mqueue (2 requests) ----Q-ID---- -Size- -----Q-Time----- -------Sender/Recipient------ g3BCnkh01358 22214 Thu Apr 11 21:49 MAILER-DAEMON (Deferred: Connection refused by mail.aaa.com.) 以下のコマンドで mail queue の容量をチェックできます。
% vdiskuse | grep mqueue 以下のコマンドで mail queue の E-mail を再送信できます。
% virtual sendmail -q -v "-q" フラッグは queue を再送信します。"-v" フラッグはコマンド実行状態をコンソール画面に表示します。
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