■ パスワードの変更
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Q :
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SPEEDEX との間で V-Server の立ち上げを行ったとき、ログインする際のパスワードが設定されましたが、今は別のパスワードに変更したいと思っています。どうしたらいいでしょうか。
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A :
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パスワードの変更は、telnet session で V-Server にログインし、コマンドプロンプトで passwd と入力して下さい。
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■ ドメイン名のエイリアス
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Q :
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V-Server に他のユーザを加えることができますか。 拡大仕様の V-Server システムを契約したのですが、ドメイン名にエイリアスを付けるには、どうしたらいいのでしょうか。
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A :
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IPアドレスに、ドメイン名のエイリアスを付けることができます。例えば、
http://www.company.com/ と http://www.client.com/
は、同じ Web サーバに接続されます。これら複数のドメイン名は同一のディレクトリのなかの単一のコンテンツに繋げることもできますし、複数のディレクトリに収められたコンテンツに繋げることもできます。
私どもが V-Hosting と名づけるこの機能は、複数のドメイン名を一台のサーバによりホスティングし、複数のディレクトリに収納されている別々の Web コンテンツに繋げることができるのです。また、ドメイン名以外に CName サーバについても、同様に複数を一台のサーバでホスティングできます。
V-Server では、ユーザディレクトリの名称にチルドを付けられません。ディレクトリの構成としては、
"http://www.client.com/client"
の形を用いて下さい。
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■ ファイルからファイルへのリンク
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Q :
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ファイルからファイルにリンクを張るには、どうしたらいいのでしょうか。例えば、 タイトル名 index.html のファイルから、タイトル名 home.htm のファイルに繋げたいのですが。
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A :
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UNIX では、ln というコマンドを使って実行します。"file A.html" から "fileB.html"にリンクを張るには、下記のようにします。
% ln -s fileB.html fileA.html
お客様の例では、次のようにタイプして下さい。
% ln -s home.htm index.html
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■ 一台のサーバに複数の telnet 利用権
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Q :
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FTP を使ったログインについて、不特定多数からの送信を容認しているようですが、同一のサーバについて、複数の telnet 利用権を設定する計画がありますか。
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A :
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いいえ。一つのパスワードにつき、 一つの telnet login の認証だけです。将来は一台の V-Server で複数の shell account を提供できるよう計画していますが、今のところそれだけです。
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■ DOS と UNIX のデータ互換性
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Q :
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PC/DOS システムで書かれた HTML 文書を幾つか持っているのですが、V-Server にアップロードする際、DOS の形式のままとするか、もしくは事前に UNIX テキストに変換しておく必要がありますか。つまり、V-Server で運用するために、DOS テキストを変換させる必要がありますか。
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A :
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FTP 送信する際、HTML 文書は ASCII モードで、画像のようなバイナリファイルはバイナリモードでアップロードしさえすれば、あとは一切問題ありません。
ただし、日本語を含む cgi 、設定ファイル等は文字コードを euc に改行を CR+LF にし、ASCII モードでアップロードして下さい。
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■ マニュアルページのコンフィグレーション
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Q :
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V-Server で、マニュアルページのコンフィグレーションを行うには、どうしたらいいですか。
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A :
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UNIX のマニュアルユティリティは、特定の command についての BSD UNIX マニュアルページを呼び出すことになっています。例えば、ls コマンドについてのマニュアルページは man を使って、次のようにして見ることができます。
% man ls
man command は、V-Server のホストマシンにおけるファイルシステムのルートエリアに位置しています。V-Server のユーザであるお客様が、追加の manpage をインストールするために、そのルートエリアにアクセスすることはできません。しかし、manpage をローカルにインストールし、man command をコンフィグレーションして更新後のページを見ることはできます。
manpage の追加ディレクトリを指定するには、-m flag を用いて man command を実行して下さい。-m flag のすぐ次に、検索するディレクトリが位置します。
% man -m '<directory_from_root>' <command>
例えば、ローカルにインストールする perl5 module(この例では CGI module)のために manpage を読み込みたい場合は、構文を下記のようにします。 % man -m '/usr/home/<username>/usr/local/lib/perl5/man/' CGI
"man" がこのように運用されることにより、指定ディレクトリのなかの "CGI"module についての、どんな manpage も呼び出すことができます。
また、ローカルにインストールした manpage を "man" で使う度に、ディレクトリと path を全部タイプしなくても済むよう、使用される V-Server の ~/.cshrc file でエイリアスを作ることができます。
alias man man -m '<directory_from_root>'
従って、上述の perl5による manpage のため、~/.cshrc file に加える文は下記の通りです。
alias man man -m '/usr/home/michael/usr/local/lib/perl5/man/'
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■ コンフィグレーション・ファイルの変更
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Q :
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V-Server でコンフィグレーション・ファイルに変更を加える際に、そのような変更が認知されるため、どうしたらサーバを再起動できるのでしょうか。
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A :
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httpd.conf file への変更は直ちに実行されますが、srm.conf, mime.conf などへの変更は、自動的に apache に反映されるわけではありません。httpd.conf file で行われるべき変更事項以外の変更については、telnet で次のコマンドを入力して実施して下さい。
% restart_apache
― 注意 ―
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もしあなたがサードパーティのソフトをインストールしていて、ウェブサーバを再起動させなければならない場合にも、上記の手順を踏んで下さい
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